日経BP総研が運営するウェブサイト「新・公民連携最前線」では、20代以上のビジネスパーソンを対象に、2023年5月18日〜6月7日の期間で「実際に自分が住んでいる／直近で住んでいた自治体の『住みよさ』」に関する調査を実施し、その結果を「シティブランド・ランキング―住みよい街2023―」として発表しました。

　今回はその中から中部エリアのランキングを紹介します。本調査における中部エリアとは、新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重の10県を指しています。中部エリアにある街のうち、多くのビジネスパーソンが「治安が良い」「街に活気がある」などの観点から住みよいと感じた街はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：「シティブランド・ランキング　―住みよい街2023―」を発表｜日経BP）

日経BP／【働く世代が選ぶ】中部エリアの「住みよい街」ランキング

第2位：蒲郡市（愛知県）

　第2位は「蒲郡市（愛知県）」でした。蒲郡市は本州のほぼ中央、渥美半島と知多半島に囲われた海辺のエリア。三河湾に面し、沿岸は三河湾国定公園に指定されているほか、山や川などの自然が豊かです。

　気候は温暖で、雨の降る日は年に10％程度。雪が降っても積もることはほとんどなく、暮らしやすい気候といえそうです。そうした気候を生かし、みかんをはじめとした各種フルーツの栽培が盛んに行われています。

　市内にはJR東海道線のほか、名鉄蒲郡線も乗り入れており、愛知県各所への交通の便が良いエリアです。また、商店街なども複数あることから、買い物にも困りません。

第1位：長久手市（愛知県）

　第1位は「長久手市（愛知県）」でした。愛知県名古屋市の東側に位置する長久手市は、2012年に市制施行して生まれた比較的新しい自治体です。

　市内にはリニモ（愛知高速交通東部丘陵線）や、名古屋市営地下鉄などが走っており、交通の利便性も良いです。

　また、イオンモールやアピタといった商業施設がある一方、長久手古戦場 や長久手城、神明社古墳群といった数々の名所、モリコロパーク（愛・地球博記念公園）のような公園が多くあります。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！