リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国に多くの大学がある中、受験生たちからどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では、関西エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「校風や雰囲気が良い」のイメージ項目が高かった大学をのランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【関西の高校生が選ぶ】「校風や雰囲気が良い」と思う大学ランキング

第2位：近畿大学

　第2位は「近畿大学」でした。

　大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は、1925年創立の「大阪専門学校」と1943年創立の「大阪理工科大学」を母体に、新学制により1949年に大学設置された私立大学。「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神とし、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」の育成を教育の目的に掲げています。

　西日本に6つのキャンパスをはじめ、水産研究所や原子力研究所などさまざまな研究施設を持ち、15学部49学科を擁する西日本最大級の総合大学。日本有数の学生数を誇るマンモス校として知られていて、10年連続で一般入試ののべ志願者数が全国1位となるなど、高い人気を集めています。また、2019年9月に誕生した「次世代型新食堂」は、体調に合わせたメニューのカスタマイズや、キャッシュレスで事前決済ができるなど、学生の利便性を追求しています。こういった取り組みも評価につながっているのではないでしょうか。

第1位：京都大学

　第1位は「京都大学」でした。

　京都府京都市左京区に本部を置く京都大学は、1897年に創立された国立大学。国内屈指の難易度を誇る西の名門として知られていて、豊かな教養と高い人間性、優れた能力を持つ人材の育成を目的としています。

　京都大学は、世界的な大学ランキングでも常に国内上位にランクインするなど、教育や研究が世界的にも高く評価されています。また、2018年に本庶佑さんがノーベル生理学・医学賞を、2019年には吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞するなど、優秀な人材を数多く輩出。国内最高レベルの教育や研究が行われていることに加え、何事も学生の自主性に任せるという「自由の学風」が根付いているところも支持されたのではないでしょうか。

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