リクルートが運営する旅行サイト「じゃらんnet」や旅行誌『じゃらん』、観光に関する調査・研究、地域振興機関である「じゃらんリサーチセンター」は、2022年度（2022年4月～2023年3月）の1年間に顕著な実績をおさめた九州ブロックの宿泊施設を表彰する「じゃらんアワード2022」（九州ブロック）を発表しました。

　今回は、「じゃらんnet」のクチコミ評点（接客・サービス）が上位の宿泊施設に贈られる「じゃらん OF THE YEAR 泊まって良かった宿大賞（接客・サービス部門）」を受賞した施設を紹介します。それでは早速、各部門で1位となった2カ所の宿泊施設をピックアップして解説していきます。

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調査概要

（出典元：リクルート「2022年度の1年間に顕著な実績を収めた宿泊施設を表彰「じゃらんアワード2022」九州ブロック発表！」）

そば処・宿 草太郎庵（熊本県阿蘇郡南小国町［50室以下部門 第1位］）

　50室以下部門の第1位は「そば処・宿 草太郎庵」でした。昼は本格そばを味わえる「蕎麦処」、夜は1日4組限定、5つの貸し切り湯処を用意した温泉旅館として営業している宿泊施設です。

　源泉かけ流し温泉は、緑の木々に包まれた「石風呂」をはじめ、秋には紅葉が美しい「檜風呂」など5つの種類を用意。オーナー自らが手打ちで作る、阿蘇のそば粉を使用した蕎麦が人気を集めています。

　南小国町・黒川温泉から車で5分の場所に位置しており、宿泊だけではなく、温泉や食事のためだけでも立ち寄れる施設です。　

べっぷの宿 ホテル白菊（大分県別府市［51～100室部門 第1位］）

　51～100室部門の第1位は「べっぷの宿 ホテル白菊」でした。大分県別府市にある宿泊施設で、JR日豊本線「別府」駅から徒歩8分と便利な場所に位置しています。

　自家源泉から湧き出る弱アルカリ性の炭酸水素塩泉は、通称「美人の湯」と呼ばれています。なめらかで肌触りの良い湯としても評判開放感たっぷりの庭園露天風呂を備える「楠湯殿」、泡風呂やミスト風呂などを備えた「菊湯殿」を男女交互に日替わりで楽しめるのも注目です。

　また、「菊万葉」と名付けられたプレミアムフロアには温泉風呂が付帯するスイートルームを用意。このプレミアムフロアに宿泊する利用客専用の食事処「菊彩香」は、2018年のミシュランで2つ星を獲得した料亭として知られており、地元・大分県や九州の旬の食材を使った料理を堪能できます。

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