異国情緒あふれる神戸の街並みや、世界文化遺産の姫路城などがある「兵庫県」。豊かな自然にも恵まれ、有馬温泉や城崎温泉、玄武洞など数多くの観光地が点在しています。

　そこでねとらぼ調査隊では、2023年7月8日から7月15日にかけて「兵庫県の地名で美しいと思うのはどこ？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計405票の投票をいただきました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：宝塚市

　第2位は「宝塚市」で、得票率は7.4％でした。

　兵庫県南東部に位置する宝塚市は、「宝塚歌劇団」の本拠地があるほか、古くから「宝塚温泉」「武田尾温泉」といった名湯もあり、「歌劇と温泉のまち」として知られています。

　宝塚の「塚」は市内に数多く残る古墳を意味し、地誌『摂陽群談』では「この塚のそばで物を拾う者に必ず幸せあり。このことによって宝塚の名が付いたといわれている」と紹介されているそうです。縁起の良さを感じる地名ですよね。

第1位：姫路市

　第1位は「姫路市」で、得票率は12.6％でした。

　兵庫県の南西部に位置し、南が瀬戸内海に面している姫路市。奈良の法隆寺とともに、日本ではじめて世界文化遺産に登録された姫路城があり、城下町として発展してきました。

　「姫路」という地名は、『播磨国風土記』に出てくる「日女道丘（ひめじおか）」に由来するそうです。日女道丘は、蚕子（ひめじ）の流れ着いた場所で、現在の姫路城がある「姫山」だとされています。地名としての「姫路」という呼び方は、 江戸時代の文献で見られるようになったのだとか。歴史を感じる地名ですよね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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