「日本CTO」は、ソフトウェアエンジニアをはじめ技術者にとって、各社が「開発者体験」に関して、どれくらい魅力的な発信をしているかの指標となる「開発者体験ブランド力」を調査し、その結果を発表しました。調査は2023年1月10日～1月24日にかけて、エンジニアをはじめとする技術者615人を対象に、インターネット調査にて行われています。それではランキングを見ていきましょう！

　なお、本調査での「開発者体験」とは、エンジニアとしての生産性を高めるための技術、チーム、企業文化などの環境全般を指しています。

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調査概要

（出典元：日本CTO協会「エンジニアが選ぶ『開発者体験が良い』イメージのある企業『Developer eXperience AWARD 2023』ランキング上位30を発表」）

【エンジニアが選ぶ】「開発者体験が良い」と思う企業ランキング

第2位：Google

　第2位は「Google」でした。

　インターネット関連のサービスと製品に特化したIT企業。検索エンジン・オンライン広告・クラウドコンピューティング・ソフトウェア・ハードウェアなど、幅広く事業を展開。世界最大規模の検索エンジン「Google」や、オンライン動画共有プラットフォーム「YouTube」、汎用モバイルオペレーティングシステム「Android」など、手掛けているサービスは多岐にわたります。

　さまざまな国や地域、背景を持つ従業員が働いていて、フレキシブルな働き方を導入している点も特徴。また、成果主義でありながら誰にでも相談しやすい風通しの良い社風や、最先端の技術に触れる機会が多いと言われていることもポイントではないでしょうか。

第1位：メルカリ

　第1位は「メルカリ」でした。

　2013年に誕生した東京都港区に本社を置く企業。フリマアプリ「メルカリ」の企画・開発・運用を中心に事業を展開。「地球資源が限られているなか、より豊かな社会をつくるために何ができるか」の考えから誕生したフリマアプリ「メルカリ」。人がモノを大切に使う循環型社会の実現を目標としています。

　メルカリでは、信頼によって生まれるオープンな社風が根付いているようで、チームや組織の垣根を越えた自由な意見交換や、連携の強化が個人の成長や組織の強さにつながると期待されています。また、メンバー相互のフィードバックなど多角的な観点の評価制度や副業の推奨、インセンティブ制度など、モチベーションを高く保てる制度も多くの人から支持されている要因ではないでしょうか。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！