多くの人々が暮らす「関東1都6県」には、さまざまな名産品があります。中でも近年、まちおこしによく使われるのが「地酒」。その地で育まれた水や米、風土で造られるお酒は魅力的ですよね。
そこでねとらぼ調査隊では、2023年7月22日から7月29日にかけて「関東1都6県でお酒がおいしいと思うのはどこ?」というアンケートを実施しました。
アンケートでは計313票の投票を頂きました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました! それでは結果を見ていきましょう。
調査概要
| 調査期間 | 2023年7月22日~7月29日 |
|---|---|
| 有効回答数 | 313票 |
| 質問 | 関東1都6県でお酒がおいしいと思うのはどこ? |
第2位:茨城県
第2位は、25.6%の得票率で「茨城県」でした。農業が盛んな茨城県は、利根川、鬼怒川、久慈川、那珂川、筑波山と豊かな5つの水系に恵まれている、関東屈指の酒どころでもあります。県内初の酒造好適米「ひたち錦」と、県産の「ひたち酵母」、そして茨城の仕込み水で造る純県内産のブランド日本酒は「ピュア茨城」と呼ばれています。
茨城県の酒蔵には、「霧筑波」「来福」「結ゆい」など全国新酒鑑評会で入賞した日本酒がズラリ。2021年度の酒造では、茨城県から12蔵が入賞、うち7蔵は金賞を受賞しています。
第1位:栃木県
第1位は、得票率32.6%で「栃木県」でした。北関東に位置する栃木県は、水源が豊富で酒造りに適した地域です。古くから酒造が盛んで、100年以上続く老舗の蔵元も存在します。そんな栃木県の酒造りを支えている一つは、「下野杜氏(しもつけとうじ)」と呼ばれる資格制度。栃木県酒造組合が認証する独自の制度で、次世代の醸造技術者育成を目的に2006年に創設されました。杜氏が団結し伝統を守りながら、酒文化の成長も支えています。
また、栃木県のお酒の味は「濃厚で甘口」な傾向があるといわれ、これはもともと栃木県で好まれてきた、やや濃い味付けの料理に合うように作られたという説があるようです。
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