リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国に多くの大学がある中、受験生たちからどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では、関西エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「教育方針・カリキュラムが魅力的である」のイメージ項目が高かった大学のランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【関西の高校生が選ぶ】「教育方針・カリキュラムが魅力的」だと思う大学ランキング

第2位：大阪教育大学

　第2位は「大阪教育大学」でした。

　大阪府柏原市に本部を置く大阪教育大学は、1874年に創立された「大阪府師範学校」に起源を持ち、1949年の学制改正により大学となりました。学芸の研究教授につとめ、高い学識と豊かな教養をもつ人材、特に有為な教育者の育成を目的としています。

　4000人以上の学生数を誇る西日本最大の教員養成大学。2022年に「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成を先導し、教員養成を変革するけん引役として、文部科学省から「教員養成フラッグシップ大学」に指定されました。また、13カ国・地域35校の海外協定校を持ち、海外留学プログラムが充実しているところや、教員志望者の教員就職率99.5％と就職に強いところも支持されたのでしょう。

第1位：京都大学

　第1位は「京都大学」でした。

　京都府京都市左京区に本部を置く京都大学は、1897年に創設された国立大学。国内屈指の入試難易度を誇る西の名門として知られています。何事も学生の自主性に任せるという「自由の学風」を掲げ、優れた研究者と高い専門性をもつ人材の育成を目的としています。

　京都大学では入学後、学部に関係なく国際高等教育院による「教養・共通教育」を実施。専門科目を学ぶ前に文理を問わない専門外の分野を含め、学問を幅広く学びます。並行して「学部専門教育」が行われ、1年次から学年とともに増えるようにカリキュラムが組まれています。専門教育は少人数制であるため、教員との対話などを通じて知識を深められることも魅力です。また、何事も学生の自主性に任せるという「自由の学風」が根付いているところも支持されたのではないでしょうか。

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