リクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国には多くの大学がありますが、受験生たちからどのような評価を受けているのでしょうか。

　本記事では、東海エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「教育内容のレベルが高い」のイメージ項目が高かった大学のランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【東海の高校生が選ぶ】「教育内容のレベルが高い」と思う大学ランキング

第2位：京都大学

　第2位は「京都大学」でした。

　京都府京都市左京区に本部を置く同校は、東京大学に次ぐ日本で2番目の帝国大学「京都帝国大学」として1897年に創立されました。国内屈指の入試難易度を誇る西の名門として知られていて、何事も学生の自主性に任せるという「自由の学風」のもと、優秀な人材の育成に注力しています。

　同校は、ノーベル賞・フィールズ賞・ガウス賞・ラスター賞などの受賞者を含む、優秀な卒業生や研究者を数多く輩出。日本初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹博士も京都大学に所属していました。また、世界的な大学ランキングである「QS世界大学ランキング2024」では、世界で1497大学がランキングされた中で、京都大学は総合46位（世界上位3％以内）にランクインするなど、国外からも高く評価されています。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」でした。

　東京都文京区に本部を置く東京大学は、1877年に創立された国立大学。1886年の帝国大学令により「帝国大学」と改称。1897年の「京都帝国大学」の創立に伴い、「東京帝国大学」と再び改称しています。日本最難関を誇る名門として知られ、優秀な研究者が集結。「世界的視野を持った市民的エリート」の育成を目標に掲げ、優秀な人材の育成に注力しています。

　長い歴史を持つ東京大学では、さまざまな国や地域と国際交流協定を結んでおり、4500人以上の外国人留学生を有するなど、国際交流も活発に行っています。また、卒業生には16人の内閣総理大臣をはじめ、ノーベル賞受賞者や宇宙飛行士など、幅広い分野に優秀な人材を輩出しています。

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