厚生労働省「安全衛生優良企業育成事業」の委託事業者の経験を持つ「安全衛生優良企業マーク推進機構（SHEM）」は、「ホワイト企業ランキングTOP100」2023年9月版を更新しました。

　調査は、国のホワイト企業認定制度である「ホワイト企業マーク」の取得数や残業時間・離職状況・有給取得率などから、優れた職場環境を提供している企業を順位付けしています。

　さまざまな企業がある中、どんな企業がランクインしたのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう！

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（出典元：安全衛生優良企業マーク推進機構「ホワイト企業ランキングTOP100を更新しました【2023年9月最新版】」）

「ホワイト企業」ランキング

第2位：小柳建設

　第2位は「小柳建設」でした。新潟県三条市に本社を構える1945年創業の企業で、土木・建築・環境保全事業を中心とした事業を行っています。「働く人を楽にしたい」という思いでDXの推進にも注力しており、遠隔で打ち合わせが行えるアプリケーションの開発や、シームレスに仕事ができる環境の整備などに積極的に取り組んでいます。

　小柳建設は「健康経営優良法人」「ユースエール」「くるみん」「プラチナくるみん」「えるぼし（3段階目）」のマークを取得している他、指定の資格を取得した社員に対して報奨金を支給するなどの「自己啓発支援制度」も実施。また、各人が禁煙を宣言することで毎月2000円が付与される「禁煙手当制度」などユニークな制度も採用しています。

第1位：青谷学園

　第1位は「青谷学園」でした。京都府城陽市に本社を構える1982年設立の社会福祉法人で、障害者支援施設の運営や特定相談支援事業などを行っています。2017年から週休3日制を導入しており、年間労働時間を1920時間、年間休日は173日としています。

　青谷学園は、「健康経営優良法人」「くるみん」「プラチナくるみん」「えるぼし（3段階目）」「プラチナえるぼし」のマークを取得済みである他、「月平均残業」が0.3時間と少ないことが1位の大きな要因となったようです。また、資格取得のための費用支援や祝い金の支給などの自己啓発支援制度をはじめ、各種福利厚生も充実しています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！