CS（顧客満足度）に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関であるJ.D. パワー ジャパンは、「2023年航空会社顧客満足度調査」の結果を発表しました。この調査は、直近1年以内に国内線で直行便を利用した18歳～74歳の男女4470人を対象に、インターネット調査にて実施されています。

　本記事では同調査の中から「航空会社の顧客満足度ランキング」を紹介します。近年では従来の大手航空会社に加えて、さまざまなLCC（格安航空会社）も航空業界に参入していますが、国内線を運航する航空会社の中で顧客満足度が高かったのはどの会社だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：J.D. パワー「2023年航空会社顧客満足度調査」）

「航空会社の顧客満足度」ランキング

第2位：スカイマーク

　第2位は「スカイマーク」でした。東京都大田区に本社を置く、1996年創業の航空会社です。羽田空港の国内線発着枠を38枠保有しているほか、神戸空港の発着便数も約60％というシェアを誇ります。また、茨城空港では国内線を運航する唯一の航空会社となっています。

　そのほか、2023年7月に国土交通省航空局が発表した「全体の便数に占める出発予定時刻以降15分以内に出発した便数の割合」を示す「定時運航率」においても非常に高い割合で、6年連続となる1位を獲得。2022年に発表された「第4回 日本サービス大賞」においても「国土交通大臣賞」を受賞しており、今回の調査でも「料金」のファクターで最高評価を獲得しています。

第1位：スターフライヤー

　第1位は「スターフライヤー」でした。福岡県北九州市に本社を置く2002年創業の航空会社。顧客満足度調査「JCSI（日本版顧客満足度指数調査）」において、国内航空部門で11年連続1位に輝いた実績を持っています。安全運航をはじめ、液晶モニターの搭載や座席間隔の広いレザーシート、付加価値の高いサービスなどが高く評価されました。

　さらには、2022年の「定時到着率（Cirium社調査LCC部門）」で世界1位に認定されるなど安定した飛行を提供。今回の調査でも「フライトクルー」「機内設備・機内サービス」「チェックイン／手荷物対応／搭乗手続き」「予約」のファクターで最高評価を獲得しています。

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