2023年10月2日から、ヒロインを趣里さんが担当する「ブギウギ」の放送がはじまる「朝ドラ」こと「NHK連続テレビ小説」。国民的な人気を誇るドラマシリーズで、現在ではNHKの「東京放送局」「大阪放送局」が交互に作品を制作しています。

　そこで、ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと全国の女性を対象に「再放送してほしい大阪制作のNHK連続テレビ小説（1990年代以降）」というテーマで調査を実施。舞台が関西エリアになることが多い大阪放送局が制作する朝ドラの中で、女性が再放送してほしいと選んだのはどの作品でしょうか。

　※若干のネタバレを含みます。

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調査概要

アンケート実施日	2023年8月4日
調査対象	全国の女性
有効回答数	150票

【女性が選ぶ】再放送してほしい「大阪制作のNHK朝ドラ（1990年代以降）」ランキング

第4位：ふたりっ子

　第4位は得票率8.7%で2つの作品がランクイン。1つ目は「ふたりっ子」です。1996～1997年にかけて放送された作品で、双子役のヒロインを菊池麻衣子さんと岩崎ひろみさんが担当。ドラマでは、ヒロインの子ども時代を「マナカナ」こと三倉佳奈さんと三倉茉奈さんが務め、天才子役として話題を呼びました。

　ドラマは大阪・通天閣近くの商店街が舞台。岩崎さん演じる香子は、唯一才能を認められた将棋に没頭。かたや菊池さん演じる麗子は優等生として育ちながら、本当の幸せを求めて悩み続けます。対象的な双子姉妹が成長する姿を見ることができる作品です。

第4位：カムカムエヴリバディ

　同率第4位の2つ目の作品が、「カムカムエヴリバディ」です。2021〜2022年に放送された作品で、主演を上白石萌音さん・深津絵里さん・川栄李奈さんの3人がリレー形式で務めました。物語の舞台は岡山、大阪、京都で、100年にわたるファミリーストーリーを描いています。

　時代は大正から令和にかけて進み、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母・母・娘が、夢と幸せを追いかけ続けた姿を描くドラマです。

第3位：マッサン

　第3位にランクインしたのは、「マッサン」でした。得票率は9.3%。2014～2015年に放送されたドラマで、主演を玉山鉄二さんが担当。ヒロインはシャーロット・ケイト・フォックスさんが務め、朝ドラの長い歴史で初となる海外からのヒロイン起用となりました。

　ウイスキー造りを学ぶためスコットランドに渡った「マッサン」こと亀山政春が、突然外国人の妻・エリーを連れて帰国。国際結婚がまだ珍しかった時代で、家族の大反対にあう2人ですが、二人三脚で国産ウイスキー製造という夢を追いかけます。見知らぬ国で、愛する夫のために奮闘するエリーの姿に共感する女性も多くいるようです。

第2位：舞いあがれ！

　第2位は、得票率10.7%で「舞いあがれ！」がランクインしました。2023年3月まで放送されていた記憶に新しい作品で、主人公の岩倉舞は福原遥さんが務めています。共演者には、赤楚衛二さん、山下美月さん、目黒蓮さんなど、人気の高い注目の若手俳優が勢ぞろいしました。

　ドラマは、東大阪と長崎・五島列島が舞台。舞は空への憧れを幼少期から持ち、困難に立ち向かいながらパイロットになる夢に突き進みます。舞だけでなく、永作博美さんが演じためぐみや、高畑淳子さんが担当した祖母の才津祥子など、強くて美しい女性たちがイキイキと描かれています。

第1位：あさが来た

　第1位に輝いたのは、得票率11.3%の「あさが来た」でした。2015～2016年にかけて放送されたドラマで、ヒロインのあさを波瑠さんが演じています。さらに、夫の新次郎は玉木宏さん、あさの姉のはつを宮崎あおいさんが担当しました。

　さまざまな事業に挑戦した女性実業家の広岡浅子さんが、ヒロインのモデル。常に明るくパワフルな「あさ」が、持ち前の柔軟さでサポートしてくれる新次郎とともに、幕末から明治の激動の時代を駆け抜ける姿が描かれています。

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