車両の識別に使われる「ナンバープレート」は、ドライバーならついつい目が行くもの。現在は好きな数字を選べたり、図柄入りナンバープレートを付けられたりと、愛車を彩るパーツの一部としてこだわる人も少なくありません。

　そこで今回、ねとらぼ調査隊では「ナンバープレートにしたらかっこいいと思う『鳥取県の地名』は？」というテーマで人気投票を実施します。まずは編集部がピックアップした3つの地名を紹介します。

投票対象の選択肢は現在交付中の【鳥取】を除き、「e-Stat 政府統計の総合窓口」から参照しています。

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米子

　県西部に位置する「米子市」は、県庁所在地である鳥取市に次いで人口の多い市です。「米子」という地名は、その昔に長者夫婦が賀茂神社の井戸水で身を清めて子授けを願ったところ、八十八歳で子どもができたという民話が起源となっているのだとか。

　現在は観光地として人気で、海沿いの皆生温泉や石垣が残る米子城跡などが観光スポットとして知られています。由来や漢字の表記に縁起のよさが感じられるうえに全国的な知名度も高く、かっこいいと思う人も多いのではないでしょうか。

境港

　鳥取県の北西部にある「境港市」は、マグロや松葉ガニ、アジなどの漁獲量が多いことで知られる水産業の街です。また、漫画家の水木しげるさんが育った街としても有名で、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの妖怪のブロンズ像が並ぶ水木しげるロードが人気の観光スポットとなっています。

　いかにも港街といったストレートな表記に、かっこよさがありますよね。もしも「境港」のナンバーが登場したら、合わせてゲゲゲの鬼太郎デザインのご当地ナンバーがほしくなるかもしれません。

琴浦

　「琴浦町」は鳥取県のほぼ中央に位置する街です。琴浦という地名は、かつて琴浦町の海岸周辺が琴ノ浦と呼ばれていたことに由来するといわれています。さらに遡れば琴ノ浦という名前はその昔、琴浦の地に天照大神に派遣された言問（こととい）の使いが天から降ってきた伝説に基づいているのだとか。

　言問が降ってきた場所が「言問ノ浦（ことといのうら）」と呼ばれ、それがやがて「言ノ浦（ことのうら）」と縮まり、転じて「琴ノ浦」になったといわれています。悠久の歴史の中で生まれた雅な響きがかっこいいですよね。

ナンバープレートにしたらかっこいいと思う「鳥取県の地名」は？

　ここまで、鳥取県の中から3つの地名を紹介しました。数ある鳥取県の地名の中で、あなたが「ナンバープレートにしたらかっこいい」と思うのはどこですか？　投票いただく際はぜひコメント欄で、かっこいいと思う理由も教えてください。たくさんの投票をお待ちしています！

参考

• 鳥取（ナンバープレート情報局）
• 市町村の面積・人口・産業構造（鳥取市）
• 『米子』の地名の起源（米子市）
• 米子城跡（米子観光ナビ）
• 特産・名物（境港市）
• 琴浦町の概要（琴浦町）