ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、関東地方在住者を対象に「子どもを進学させたい旧帝国大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　帝国大学とは、1886年に公布された「帝国大学令」によって設立された日本の旧制高等教育機関のことで、国内に合計7つの帝国大学が設立されました。そんな帝国大学を前身とする7つの国立大学のうち、多くの関東地方在住者から「子どもを進学させたい」と支持されたのは、どの大学だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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調査概要

【関東在住者が選ぶ】「子どもを進学させたい旧帝国大学」ランキング

第2位：京都大学

　第2位は、得票率26.9％の「京都大学」でした。

　京都府京都市左京区に本部を置く京都大学は、東京大学に次ぐ帝国大学「京都帝国大学」として1897年に創立されました。国内屈指の入試難易度を誇る名門として知られています。何事も学生の自主性に任せるという「自由の学風」のもと、優れた研究者と高い専門知識をもつ人材の育成を目的としています。

　京都大学では学部に関係なく、入学後に国際高等教育院による「教養・共通教育」を受講。専門外の分野を含め、さまざまな学問を幅広く学習します。「学部専門教育」も並行して進められ、年次が上がるごとに割合が増すため、教養を学びながら専門知識を身につけられます。学部専門教育は少人数で行われるのが特徴です。

第1位：東京大学

　第1位は、得票率54.2％と支持を集めた「東京大学」でした。

　東京都文京区に本部を置く東京大学は、1877年に創立された国立大学。日本最難関の名門として知られ、「世界的視野を持った市民的エリート」の育成を目的としています。

　東京大学は、教養教育を重視するリベラル・アーツ教育を実施。最初の2年間で幅広い知識を学びながら、自分の進路とじっくり向き合うことができます。ハイレベルな教育や研究はもちろん、550を超える国際交流協定を結び、4600人以上の外国人留学生を迎えるなど国際交流も活発。また、16人の内閣総理大臣をはじめ、ノーベル賞受賞者や宇宙飛行経験者など、国家をリードする優秀な人材を数多く輩出しています。

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