埼玉県では、人口・教育・文化など18の分野について、埼玉県の基礎的な統計数値を総合的に収録した「埼玉県統計年鑑」を発行しています。

　今回は2021年の調査から、「県内駅・利用者数」のランキングを紹介します。これは、「埼玉県統計年鑑」のうち、「鉄道による駅別旅客及び貨物輸送状況」のデータを基に作成したものです。多くの鉄道路線がある埼玉県の駅のうち、1日平均の利用者数が多かった駅はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：令和03年(2021年)埼玉県統計年鑑 – 埼玉県）

【埼玉県版】「県内駅・利用者数」ランキング

第2位：浦和（JR・15万5340人）

　第2位は「浦和」で、1日あたりの利用者数は15万5340人でした。2023年、開業140周年を迎えた浦和駅。さいたま市浦和区に位置し、県庁及びさいたま市役所の最寄り駅でもあります。また、駅周辺には、商業施設「アトレ浦和」「伊勢丹 浦和店」「浦和PARCO」などもあり、にぎわいをみせています。

　さらに現在、西口エリアの再開発が進められており、市民会館や子育て支援センターなどの機能をもつビルの建設が予定されています。

第1位：大宮（JR・40万6320人）

　第1位は「大宮」で、1日あたりの利用者数は40万6320人でした。JR各線のほか、さまざまな路線が乗り入れている大宮駅は、新幹線の停車駅でもあります。また、駅周辺には、「大宮高島屋」「ルミネ大宮」「そごう大宮店」など多くの商業施設が所在しています。

　そのほか、駅周辺はビジネス街としても知られており、多くの企業や金融機関がオフィスや支店を置いています。こうしたことから、日々多くの人が利用する駅となっているようです。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！