1986年に1作目が発売されたドラゴンクエストシリーズは、日本を代表するRPGとして世界中にファンがいます。最新作となる「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」の発売も予定され、過去の作品で再び遊んでいる人も多いのではないでしょうか？

　そのため、ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、40代以上の男性を対象に「ドラゴンクエストシリーズで一番思い入れがあるナンバリング作品」というテーマで調査を実施。これまでのドラゴンクエストシリーズで、40代以上の男性にとって「思い入れがある」のはどの作品だったのでしょうか？

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調査概要

アンケート実施日	2023年3月16日
調査対象	40代以上の男性
有効回答数	415票

【40代以上の男性が選ぶ】一番思い入れがある「ドラゴンクエスト」シリーズのナンバリング作品ランキング

第5位：ドラゴンクエストII 悪霊の神々

　第5位は「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」です。1987年に発売されたシリーズ第2作で、パーティーシステムが導入され話題を集めました。前作「ドラゴンクエスト」から100年後が舞台で、世界を破滅に導こうとする大神官ハーゴンを討伐するためにロトの血を引く3人の勇者たちが活躍。前作に続きゲームの中断と再開にはパスワードとして「ふっかつのじゅもん」が必要となっています。

　回答者のコメントとして、「パスワードの入力が大変だった」（44歳、その他、京都府）「落とし穴が多すぎたからノートに書いた」（43歳、その他、京都府）「はじめてやったロールプレイングゲームで、難易度が高くやりがいがあった」（55歳、その他、千葉県）などの声が寄せられました。

第4位：ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

　第4位は「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」でした。1990年に発売されたシリーズ第4作で、全5章のオムニバス形式によりストーリーが構成されています。本作では、モンスターの仲間も登場するとともに、多くの仲間と一緒に旅ができる馬車システムを導入。また、従来のコマンド入力による戦闘システムに加え、AI戦闘システムなど新しい機能が加わり、画期的とされました。

　回答者のコメントとして、「キャラクター全員が大好きだったから」（44歳、主婦、群馬県）「行く先で仲間と出会い最後は皆で力を合わせて戦うから、アリーナ姫が強かった」（64歳、主婦、埼玉県）「主人公だけでなく、色々なキャラのストーリーをオムニバス形式で楽しめるところが斬新で面白かった」（51歳、研究・開発、東京都）などの声が寄せられました。

第3位：ドラゴンクエストV 天空の花嫁

　第3位には「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」がランクイン。1992年に登場したシリーズ第5作で、スーパーファミコン用ソフトとして発売されました。親子3代にわたるシナリオが壮大な本作。戦闘後に一定確率で起き上がる、さまざまなモンスターを仲間にできるシステムが好評となりました。また、ゲーム内では「結婚」が重要なイベントとしてあるなど、これまでのシリーズになかった楽しみを提供しています。

　回答者のコメントとして、「モンスターが仲間になるのが珍しく、コンプリートするぐらいやりこんだから」（41歳、財務・経理、沖縄県）「作り込みがしっかりとしており、何回プレイしても感動的だから」（51歳、営業・販売、長崎県）「結婚相手を選べるドラクエは衝撃的だった」（41歳、その他、愛知県）などの声が寄せられました。

第2位：ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

　第2位は「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」です。1988年に発売されたシリーズ第3作で、第1作から続く壮大な「ロト3部作」の完結編として大ヒットを記録しました。

　アリアハンの勇者オルテガの息子である主人公が、魔王バラモス退治の冒険をするストーリー。「職業」を持つキャラクターを選び集めるパーティーシステムや、「ダーマの神殿」で行える「転職」、また「6つのオーブ」や「勇者の盾」などの道具を集めていく物語性など、これまでにないゲーム性がありました。発売日には、販売店の前で長蛇の列ができるなど、テレビや新聞では社会現象として大きく報道された人気作です。

　回答者のコメントとして、「スケールの大きさと転職の面白さが秀逸」（45歳、その他、群馬県）「当時、発売日に徹夜してまで購入に並んだため」（53歳、その他、東京都）「セーブ出来る事の感動と消えることの悲しみ」（41歳、パート・アルバイト、広島県）などの声が寄せられました。

第1位：ドラゴンクエスト

　第1位は「ドラゴンクエスト」でした。1986年に発売されたシリーズの原点となる第1作で、伝説の勇者ロトの血を引く主人公が、竜王にさらわれたローラ姫を救い出し、最後は竜王を倒す物語です。

　町にいるキャラから情報をもらい、モンスターを倒してレベルアップし、武器や防具を購入していく。「MP」を消費しながら魔法を使い、「やくそう」で「HP」を回復。モンスターとの遭遇を「せいすい」で避け、ダンジョン（洞窟）を「たいまつ」で照して冒険をしていくなど、夢中になってプレイした人も多いのではないでしょうか？

　回答者のコメントとして、「一番最初のドラクエで、単純なのに、とにかく一番印象に残るストーリーだった」（56歳、会社経営・役員、三重県）「人生最初のゲームがドラクエでした。今のゲームからすると寂しい限りでしたがその時はとても興奮して夜遅くまでやっていました」（69歳、その他、香川県）などの声が寄せられました。

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