ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、地元在住の40代を対象に、「優秀な生徒が多いと思う富山県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　富山県在住の40代から「優秀な生徒が多い」と思われているのは、どの公立高校だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年8月10日
調査対象	富山県在住の40代

【地元在住の40代が選ぶ】優秀な生徒が多いと思う「富山県の公立高校」ランキング

第4位：砺波高校

　第4位には、同率で2校がランクイン。1校目は「砺波高校」でした。1908年創立の「富山県立砺波中学校」を前身とする県立高校です。2018年に県の「新たな学び創造事業」拠点校として指定を受けており、社会で求められる批判的思考力などの育成を目標に、ICT機器の活用などによる授業改善を行っています。

　また、英語スピーチコンテストや、プレゼンテーションソフトを使用した社会科学分野などに関する英語発表など、学年ごとに「探究活動」を実施。さらに、ボランティア活動などの「地域連携」が行われるのも特徴です。大学入試では、富山大学をはじめとする国公立大学に合格者を輩出しています。

第4位：高岡南高校

　同率第4位の2校目は、「高岡南高校」でした。1974年に創立された県立高校。2年次より、文系・理系・人文科学コースに分かれ、人文科学コースでは、情報化・国際化に対応できる人材の育成が図られています。

　また、探究教育・キャリア教育として「SOUTH探究プロジェクト」を行い、「グローバル講座」や「データサイエンス講座」「大学連携講座」「地域探究」などを実施。さらに、異文化理解や国際協力について学ぶため、アメリカ研修も行われます。

第3位：富山高校

　第3位は「富山高校」でした。1885年に「富山県中学校」として開校した県立高校。「人類の未来に貢献する人間の育成」や「生徒の可能性を開花させる指導」を重視し、学習室や宿泊研修施設などを備える充実した学習環境の提供を行なっています。

　また、普通科のほか、理数科学科と人文社会科学科からなる「探究科学科」を設置。科学的・論理的思考力や、課題の発見解決能力を身につけ、グローバルに活躍する人材の育成を図っています。

第2位：高岡高校

　

　第2位には、「高岡高校」がランクイン。1898年創立の「富山県高岡尋常中学校」を前身とする県立高校。普通科のほか、人文社会科学科と理数科学科を設置し、少人数ゼミや体験学習、課題研究などを行いながら、探究力・行動力・表現力などを身につけ、グローバル社会で活躍できる人材の育成を図っています。

　また、進路指導として、1年生を対象とする「職業理解講座」や、卒業生による「大学・学部学科紹介」などを実施。大学入試では、富山大学・金沢大学を中心に、多くの生徒が国公立大学に合格しています。

第1位：富山中部高校

　第1位は、「富山中部高校」でした。1920年開校の「富山県立神通中学校」を前身とする県立高校で、開校以来の全人教育と、「鍛錬・自治・信愛」の伝統的精神を継承。大学入試では、富山大学・金沢大学を中心に、東京大学、東北大学、北海道大学など全国の有名な国公立大学に合格者を輩出しています。

　自学自習を行う積極的な態度が求められるとともに、教師も中身の濃い「授業」と精選された「課題」を提供。また、「面接指導」や「質問教室」が随時行われるなど、きめ細かい指導が特徴です。さらに、「探究科学科」が設けられ、思考力・探究力・表現力の養成も行われています。

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