リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国に多くの大学がある中、受験生たちからどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では、関西エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「資格取得に有利である」のイメージ項目が高かった大学のランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【関西の高校生に聞いた】「資格取得に有利だと思う大学」ランキング

第2位：大阪教育大学

　第2位は「大阪教育大学」でした。大阪府柏原市に本部を置く大阪教育大学は、1874年に創立された「大阪府師範学校」に起源を持ち、1949年の学制改正により設置された国立大学。学芸の研究教授につとめ、高い学識と豊かな教養をもつ人材、特に有為な教育者の育成を目的としています。

　2022年に「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成を先導し、教員養成を変革するけん引役として、文部科学省から「教員養成フラッグシップ大学」に指定されています。そんな大阪教育大学では、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・養護などの教諭の資格のほか、学校図書館司書教諭や図書館司書などの資格も取得可能。また、少人数制によるきめ細かい講義が行われているため質問などもしやすく、教員志望者における教員就職率が99.5％と非常に高いところも魅力です。

第1位：大阪医科薬科大学

　第1位は「大阪医科薬科大学」でした。大阪府高槻市に位置する大阪医科薬科大学は、長い歴史を持つ大阪医科大学と大阪薬科大学の統合により、2021年に誕生した私立大学。「国際的視野に立った良質の教育、研究および医療の実践を通して至誠仁術を体現する医療人を育成する」を建学の精神に掲げています。

　京都薬科大学、神戸薬科大学とともに、関西地方に位置する伝統的な薬科大学を表す「関西三薬」のひとつに数えられる大阪医科薬科大学。医師国家試験や薬剤師国家試験などの合格率も高く、看護師国家試験・保健師国家試験・助産師国家試験に関しては毎年100％に近い合格率を誇っています。また、併設されている大阪医科薬科大学病院で、現場に即した実習などが行えるところも魅力です。

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