ナビタイムジャパンでは、訪日外国人観光客向けのナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」の利用状況から、訪日外国人旅行者からの人気が急上昇している地域を分析し、その結果をランキングとして発表しました。なおこのランキングでは、2019年と2023年の滞在増加率を比較しています。

　今回はその中から「ドイツ人観光客から人気急上昇のエリア」のランキングを紹介します。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：【訪日欧米人旅行者が訪れる人気急上昇エリアを分析】ジブリパーク、草津温泉が欧州人に人気。新しい人気エリアの発見も｜株式会社ナビタイムジャパンのプレスリリース）

【ドイツ版】「観光客から人気急上昇のエリア」ランキング

第2位：山梨県身延町

　第2位は「山梨県身延町」でした。山梨県南部に位置し、日本三大急流のひとつである富士川を中心に、早川・常葉川などの川が流れています。町の東には富士五湖のひとつ、本栖湖もあり、自然豊かなエリアです。

　町の自然を活かした「西嶋和紙」の産地としても知られており、現在も職人が和紙をすいて作っています。工場は見学をすることもでき、紙すきの体験ができる施設もあります。

　最近では、アニメ『ゆるキャン△』で登場したエリアとしても人気を集めています。「公益社団法人やまなし観光推進機構」のウェブサイトでは、実際の放送と比較した写真も掲載されており、海外からもモデル地巡りに訪れたいと考える観光客もいるのではないでしょうか。

第1位：宮城県石巻市

　第1位は「宮城県石巻市」でした。宮城県の北東部に位置し、世界三大漁場のひとつである金華山沖漁場をもつエリアです。明治時代から漁業のまちとして発展してきましたが、現在でもカツオ・イワシ・サバなどの水産資源が豊富です。

　石巻駅から徒歩約12分の場所には「石ノ森萬画館」が所在しています。これは、『サイボーグ009』などの作品で有名な石ノ森章太郎さんのミュージアムで、原画展示のほか、グッズを購入することもできます。

　さらに近年、石巻の南東にある田代島が「猫の島」として人気を集めています。島内には猫が多く、猫好きにとってはたまらないスポットです。田代島では、猫は大漁の守り神として大切にされていて、島中央部には猫を祀った「猫神社」があるそうです。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！