本日10月5日は「ザ・ビートルズのメジャーデビュー日」です。現在でも多くの人から愛されているザ・ビートルズは、1962年の今日「ラヴ・ミー・ドゥ」でレコード・デビュー。イギリス国内で人気を集めると、日本を含め海外にも積極的に進出していきます。

　世界中でファンを獲得したザ・ビートルズは、解散後も各メンバーがソロで活躍。特にポール・マッカートニーとジョン・レノンは、ソロでも歴史に残る名盤を生み出し音楽シーンを引っ張り続けました。ちなみに、ポールは「AI＝人工知能」を使って、未完成だったザ・ビートルズの「最後の曲」を完成させ公開すると明らかにして話題を集めています。

　今回はそんな「ザ・ビートルズ」のメジャーデビュー日を記念して、「ビートルズのアルバム人気ランキング」（2023年5月ねとらぼ調べ・回答数1495票）を紹介します。

　革新的なサウンドを作り続けてきた「ザ・ビートルズ」は、アルバムごとにコンセプトが違い好みが分かれるところ。はたして、ファンから特に好きだと選ばれたのは、どのアルバムだったのでしょうか？

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調査概要

第2位：Revolver（リボルバー）

　第2位は、得票率16.8%で「Revolver」でした。1966年8月に発売された、ビートルズ7作目のオリジナルアルバムです。イギリスのアルバム・チャートでは7週間1位、アメリカでは、ビルボードのアルバム・チャートで6週間1位を記録し、世界的なヒットとなりました。

　「Revolver」は、ひとつの音源をずらして重ねるADTという技術を初めて採用したり、ドップラー効果を与えたりと、スタジオ録音の標準的な方法を革新しました。これらの手法や思考は、ミュージックシーンの発展を促したと評価されることもあります。

　2022年10月にはスペシャルエディションが発売され、根強い人気がうかがえます。このスペシャルエディションは各国の音楽誌で絶賛され、各国のチャートで上位にランクインしました。

第1位：Abbey Road（アビイ・ロード）

　第1位は「Abbey Road」。投票数326票、得票率は唯一の20%超えの21.8%でした。「Abbey Road」は1969年9月に発売された、12枚目のオリジナルアルバムです。各国のチャートで1位を獲得し、全世界で大ヒット。3100万枚以上を売り上げました。

　収録曲は、A面に「Come Together」、「Something」など6曲、B面に「You Never Give Me Your Money」から始まるメドレーを含む11曲です。とくに、B面のメドレーの評価が高く、メンバー自ら「最高傑作」と称しています。

　「Abbey Road」は、その楽曲だけでなく、レコードジャケットも有名です。ロンドンのレコーディングスタジオ前の横断歩道で撮影されたジャケット写真は、ビートルズを知らない人でも見たことのある一枚でしょう。

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