ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の主婦を対象に「高校教育のレベルが高いと思う都道府県」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　多くの主婦から「高校教育のレベルが高い」と思われているのは、どの都道府県だったのでしょうか。それでは、ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年9月1日
調査対象	全国の主婦
有効回答数	162票

【全国の主婦が選ぶ】「高校教育のレベルが高いと思う都道府県」ランキング！

第4位：長野県

　第4位には2つの県がランクイン。1つ目の県は「長野県」でした。長野県教育委員会では、「新たな学びの推進」と「再編・整備計画」を改革の両輪に据え、高校改革を実施。ICTを活用した教育や、高校間連携・高大連携を推し進めています。

　1人1台のタブレット端末を活用した学習の充実も推進。個人所有の端末を学校に持ち込んでの学習や、ICT支援員等の外部人材・専門人材の活用などを図っています。

第4位：愛知県

　同率第4位のもう一つの県は「愛知県」でした。愛知県教育委員会では、2021年に「あいちの教育ビジョン2025 -第四次愛知県教育振興基本計画-」を策定。「自らを高めること」と「社会の担い手となること」を基本とし、多様な人々の存在を尊重する豊かな人間性と「知・徳・体」を育むための教育を推進しています。

　また、理数工学系人材の育成を図る「あいちSTEM教育推進事業」を実施。「STEM（Science、Technology、Engineering、Mathematics）」に重点を置いた教育に取り組み、県立高校5校を「あいちSTEMハイスクール研究校」に指定。理工系大学と連携し、愛知のものづくり産業の未来を担う人材を育成しています。

第3位：神奈川県

　第3位にランクインしたのは、「神奈川県」でした。神奈川県教育委員会は、グローバル化や情報化、生徒の価値観の多様化が進んでいる状況などを受け、「県立高校改革基本計画」を制定し、改革に取り組んでいます。

　「県立高校生学習活動コンソーシアム協議会」を設置し、県立高校と大学・短大などの教育機関や企業、研究機関と連携。生徒が主体的に学べる教育機会の充実化を図っています。

第2位：京都府

　第2位にランクインしたのは、「京都府」でした。京都府教育委員会は、2022年度から2031年度の10年間の「府立高校の在り方ビジョン」を策定。「魅力的な学びの充実」「学科の特色化・魅力化の推進」「多様なニーズに対応した柔軟な教育システムの充実」を図っています。

　また、府立高等学校の特色化を推進。独創的な科学研究ができる人材を育成する「スーパーサイエンスネットワーク京都」や、現在の社会・経済構造の変化に対応する真のスペシャリストを育成する「スペシャリストネットワーク京都」などを各校に指定し、魅力と特色ある高校づくりを進めています。

第1位：東京都

　第1位に輝いたのは、「東京都」でした。東京都教育委員会では「東京都教育施策大綱」を策定しており、東京都の目指す教育を「誰一人取り残さず、すべての子供が将来への希望を持って、自ら伸び、育つ教育」としています。

　また、東京都独自の英語教材の作成や、国際交流コンシェルジュの設置、東京都国際交流リーディング校の認定など、豊かな国際感覚を育成する教育の充実も図っています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！