「バレエ漫画」であなたが好きな作品は?【2023年版人気投票実施中】
ヨーロッパ発祥のバレエは、言葉を使用せずに、ダンスで物語を表現する芸術作品です。奥深いバレエの世界は、これまで多くの漫画の題材になってきました。
そこで今回「『バレエ漫画』であなたが好きな作品は?」というアンケートを実施します。あなたが面白いと思うバレエを題材にした作品を教えてください。まずは選択肢の中から4作品を紹介します。
絢爛たるグランドセーヌ:Cuvie
『絢爛たるグランドセーヌ』は、2013年から月刊漫画雑誌『チャンピオンRED』で連載しているCuvieさんの漫画です。クラシックバレエを題材とした作品で、舞踊評論家の村山久美子さんが監修を務めています。
青年向け雑誌で連載していますが、少女漫画の王道を行くような展開で、平凡な過程で育った主人公・有谷奏が、幼い頃に興味を持ったバレエに魅せられ、プロのダンサーになる道を選んでいくというストーリーです。主人公をはじめとした登場人物の成長とジレンマも見どころの1つではないでしょうか。
ダンス・ダンス・ダンスール:ジョージ朝倉
『ダンス・ダンス・ダンスール』は、ジョージ朝倉さんの漫画作品で、2015年から『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載しています。バレエにひそかな憧れをいだいていた少年・村尾潤平が主人公の男子バレエ漫画で、2022年4月にアニメ化もされました。
村尾潤平は、バレエに憧れつつも亡き父親の遺志を受け継いで格闘技を習っていましたが、同じクラスに転校してきた五代都との出会いをきっかけに、本格的にバレエに取り組み始めます。豊かな表現力だけでなく、強靭な肉体と精神力を求められる男子バレエの厳しさがヒシヒシと伝わってくる青春サクセスストーリーです。
トウ・シューズ:水沢めぐみ
『トウ・シューズ』は、『姫ちゃんのリボン』や『ポニーテール白書』などで知られる少女漫画家・水沢めぐみさんの作品です。月刊少女漫画雑誌『りぼん』で1997年~1998年に連載していました。
主人公の森野くるみは、いつかバレリーナになることを夢見る少女。バレエを始める時期が遅かったものの、周囲の心にうったえかける不思議な才能を持っていました。親友やライバルたちに囲まれ、夢の実現に向けて頑張る森野くるみの姿と、彼女を中心とした恋愛模様や友情をすがすがしく描いています。
アラベスク:山岸凉子
『アラベスク』は、「花の24年組」と称される漫画家の1人である山岸凉子さんの代表作の1つ。2部構成の作品で、第1部は1971年から1973年に『りぼん』で、第2部は1974年から1975年に『花とゆめ』で連載していました。
物語の舞台は、1970年代のソビエト連邦。ウクライナ共和国のバレエ学校で学ぶ主人公ノンナ・ペトロワが、ソリスト(主役級の踊り手)として名高いユーリ・ミロノフに見いだされ、その才能を開花させていくストーリーです。世界最高峰のバレエ界の華やかな部分だけでなく、愛憎劇や国家間の策略を織り込んだ厚みのある物語です。また、山岸凉子さんはその後、『舞姫 テレプシコーラ』というバレエ漫画も発表しています。
あなたが好きな「バレエ」漫画は?
今回のアンケートでは、有名な作品を中心に編集部で選択肢をピックアップしています。ぜひ、あなたのお気に入りの作品に投票してください。投票したい漫画が選択肢にない場合は、「その他」に投票の上、コメント欄で作品名を教えてください。コメント欄では、バレエ漫画に夢中になったきっかけや感動したエピソードなど、各作品への感想などもお待ちしています!
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