ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の50代を対象に「優秀な学生が多いと思う旧帝国大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　帝国大学とは1886年に公布された「帝国大学令」によって設立された日本の旧制高等教育機関のことで、国内に計7校の帝国大学が設立されました。帝国大学を前身とする国立大学のうち、多くの50代から「優秀な学生が多い」と思われているのはどの大学だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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調査概要

【50代が選ぶ】「優秀な学生が多いと思う旧帝国大学」ランキング

第2位：京都大学

　第2位は、得票率26.0％の「京都大学」でした。

　京都大学は「京都帝国大学」として1897年に創設されました。国内屈指の入試難易度を誇る関西の名門として知られています。何事も学生の自主性に任せる「自由の学風」のもと、「優れた研究者と高度な専門能力をもつ人材」の育成などに取り組んでいます。

　京都大学では学部に関係なく、入学後にまず「教養・共通教育」が行われます。幅広い知識を獲得しながら「学部専門教育」も並行して実施されるため、より深い学びが期待できます。また、日本人として初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんをはじめ、大学にゆかりのあるノーベル賞受賞者が11人を数えるところも、支持を集めた理由の一つかもしれません。

第1位：東京大学

　第1位は、得票率54.5％の「東京大学」でした。

　東京大学は1877年に創設された国立大学です。1886年の「帝国大学令」公布により「帝国大学」と改称し、1897年の「京都帝国大学」の創設に伴い「東京帝国大学」と再び改称しています。日本最難関の名門として知られており、「世界的視野を持った市民的エリート」の育成を目的としています。

　日本トップクラスの研究者が集まっているため、教育や研究のレベルが高いことはもちろん、4600人以上の外国人留学生を有し、550を超える国際交流協定を結ぶなど国際交流にも注力。卒業生からはノーベル賞受賞者や総理大臣、宇宙飛行経験者など、優秀な人材を数多く輩出しています。

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