1985年にボーカルの甲本ヒロトさんと、ギタリストの真島昌利さんが中心となって結成したロックバンド、THE BLUE HEARTS。第2次バンドブームをリードする存在となりました。文学的でメッセージ性の強い歌詞は多くのファンを魅了し、解散から30年以上が経過した現在も、彼らの楽曲はさまざまな場所で耳にする機会があります。
そこでねとらぼ調査隊では、2023年8月20日から8月27日までの間、「『THE BLUE HEARTS』のシングル曲で歌詞が好きなのは?」というアンケートを実施していました。
今回の投票では、THE BLUE HEARTSとして発表されたシングル全18の表題曲を選択肢に用意したところ、634票もの投票をいただきました。ありがとうございます! それでは結果を見ていきましょう。
調査概要
| 調査期間 | 2023年8月20日 ~ 8月27日 |
|---|---|
| 有効回答数 | 634票 |
| 質問 | THE BLUE HEARTSのシングルで歌詞が好きな曲は? |
第2位:情熱の薔薇
第2位には同率順位で2曲がランクイン。うち1曲は「情熱の薔薇」です。得票率は14%でした。
「情熱の薔薇」は、レーベルの移籍を経て1990年に発売された9枚目のシングル。1990年にTBS系で放送されたドラマ「はいすくーる落書2」のオープニング曲に使われました。THE BLUE HEARTSにとって、唯一オリコンのシングルチャートで第1位に輝いたシングルです。
従来のTHE BLUE HEARTSの楽曲には珍しく、サビの登場回数が後半の1回のみ。歌詞は素朴な疑問がストレートにつづられていて、心に染み入ります。
第2位:TRAIN-TRAIN
同率2位に「TRAIN-TRAIN」もランクインしました。
「TRAIN-TRAIN」は、1988年に発売された6枚目(デビュー後5枚目)のシングルです。1989年にTBS系で放送されたドラマ「はいすくーる落書」の主題歌に使われ、オリコンのシングルチャートでは週間5位にランクイン。THE BLUE HEARTS史上初の快挙を達成しました。
初めてピアノの演奏を全面に取り入れた「TRAIN-TRAIN」。精いっぱい生きる人たちを、勢いよく駆け抜ける汽車に例えたアッパーチューンです。随所に散りばめられた前向きなフレーズと、疾走感あふれるメロディーが相まって、自然と気持ちが高揚します。高校野球の応援ソングとしても有名ですね。
第1位:青空
第1位は「青空」。得票率は15.5%でした。
「青空」は、1989年に発売された8枚目のシングル。菅田将暉さんや上白石萌音さん、Acid Black Cherryなど、数々のアーティストによってカバーされてきた名曲です。2010年に公開された映画「カラフル」のエンディング曲、2015年に放送されたアニメ「ローリング☆ガールズ」の挿入歌に使われました。
ゆったりとした爽やかなメロディーと、ストレートな歌詞が特徴の「青空」。歴史から差別、国際社会の不条理などを、甲本さんが静かに歌っています。なぜ過ちを繰り返すのか、歴史を学ぶことから逃げてはいないかといったメッセージが伝わってきますね。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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