ねとらぼ調査隊では、アンケートサイトの「ボイスノート」協力のもと、全国の主婦を対象に「子どもを進学させたいと思うGMARCHと日東駒専の大学」というテーマでアンケートを実施しました。

　GMARCHとは、学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の6つの私立大学の通称として、また日東駒専は日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学の私立4大学の総称として使われる言葉です。

　この10校の中で、「子どもを進学させたい」と支持されたのはどの大学だったのでしょうか。それでは早速ランキングを上位から見ていきましょう。

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調査概要

【主婦が選ぶ】「GMARCHと日東駒専」で一番子供を進学させたいと思う大学ランキング

第5位：立教大学

　第5位は立教大学です。1874年にアメリカ人宣教師が設立した私塾に端を発するキリスト教系の大学で、東京・池袋と埼玉県の新座にキャンパスを保有しています。観光学部を設置しているのが特徴の1つで、「ビジネス」「地域社会」「文化現象」の3つの切り口を軸とした学びが展開されており、日本の観光教育の草分けといわれています。

第4位：学習院大学

　第4位は学習院大学でした。江戸時代末期の1847年に、京都御所の東側に設置された「学習院」に起源を持ち、その後も皇室とのかかわりが深いことで知られています。5学部17学科と大学院のすべてが東京・目白のキャンパスに集まっているのも特徴です。少人数教育を推進していて、約7割の授業が30人以下で行われています。

第3位：中央大学

　第3位は中央大学。1885年に設立された「英吉利法律学校」を前身とし、東京都八王子市に本部があります。その成り立ちが示す通り、中大といえば法学部が有名で、法曹界のエリートはもちろん、経済界で活躍している人材も多く輩出しています。2021年4月には、最先端の科学技術が持ちうる倫理的・法的・社会的な問題について研究を進める「ELSIセンター」も設立されました。

第2位：明治大学

　第2位は明治大学です。御茶ノ水駅や神保町駅が最寄りの駿河台キャンパスのほか、和泉（杉並区）・生田（神奈川県川崎市）・中野にもキャンパスを展開しています。情報コミュニケーション学部や国際日本学部など、ユニークな学部を設置しているのも特徴の1つ。2023年9月には、総合数理学部の宮下芳明教授らが「電気味覚」の研究でイグ・ノーベル賞を受賞したことでも話題となりました。

第1位：青山学院大学

　第1位は、青山学院大学でした。明治時代に設立された3つの学校を源流とする大学。東京都渋谷区渋谷の青山キャンパスのほか、神奈川県相模原市にも相模原キャンパスがあります。青山学院大学は国際交流が盛んで、2023年5月時点で170以上の海外協定校をもち、多くの留学生を派遣しています。また、2022年5月には「青山データサイエンス教育コンファレンス（aDSec）」を開設し、データサイエンス教育にも力を入れています。

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