ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、山形県在住の30～40代を対象に「優秀な生徒が多いと思う山形県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　地元の30～40代から「優秀な生徒が多い」と思われているのは、どの公立高校だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年7月11日
調査対象	山形県在住の30～40代の男女
有効回答数	148票

【地元の30～40代が選ぶ】「優秀な生徒が多いと思う山形県の公立高校」ランキング

第5位：山形中央高校

　第5位は、得票率5.4％の「山形中央高校」でした。

　山形市に位置する山形中央高校は、1946年創立の「山形県山形公民中学校」を前身とする県立高校。「友愛・自由・平等・団結」を校訓に、平和で民主的な社会の形成者としての責任を自覚し、厳しい現実をたくましく生きる、心身ともに健全な人材の育成を目標としています。

　総合的な探究の時間では「未来へのドアプロジェクト」と称し、地域や大学などと連携。自ら課題を設定し、興味をかき立てるような深い学びを展開しています。また、運動部においては、野球部が春夏合わせて4度の甲子園出場を果たし、北海道日本ハムファイターズで活躍する石川直也投手など、プロ野球選手も輩出しています。

第4位：山形南高校

　第4位は、得票率6.1％の「山形南高校」でした。

　山形市に位置する山形南高校は、1941年創立の「山形県立山形第二中学校」を前身とする県立高校。「文武両道」「師弟同行」「質実剛健」を校是とし、国内外で活躍できるグローカルな人材、教養ある社会のリーダーとなる人材の育成を目標としています。

　自主自立の精神が大事にされ、生徒会を中心に「我らの心得」と呼ばれる学校生活のルールを策定。部活動でもインターハイに出場する部があるなど、成果をあげています。2023年度入試では、山形大学・新潟大学・東北大学を中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

第3位：米沢興譲館高校

　第3位は、得票率7.4％の「米沢興譲館高校」でした。

　米沢市に位置する米沢興譲館高校は、1697年創設の「米沢藩学館」を前身とする県立高校。教育精神である「興譲の精神」として、「自他の生命を尊重する精神」「己を磨き、誠を尽くす精神」「世のために尽くす精神」の3つを掲げています。そして、この精神のもと、高い志を持つ次代のリーダーとなる人材の育成を図っています。

　同校では、探求科（国際探究科・理数探究科）と普通科を設置。また、文部科学省指定の「スーパーサイエンスハイスクール（SSH）」としての立場から、探究し科学する心の教育を展開。部活動でも全国レベルの活躍をするなど、文武両道を実現しています。そのほか、台湾大附属高級中学などの海外校との交流にも取り組むのも特徴です。2023年度入試では、山形大学・新潟大学を中心とする国公立大学に合格者を輩出しました。

第2位：鶴岡南高校

　第2位は、得票率11.5％の「鶴岡南高校」でした。

　鶴岡市に位置する鶴岡南高校は、1877年創立の「鶴岡変則中学校」を前身とする県立高校。「自主」「叡智」「剛健」を校是とし、知・徳・体の調和のとれた人材、進んで他者や社会に貢献できる人材の育成を目標としています。

　文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール（SSH）」に指定され「サイエンストップリーダーとサイエンスサポーターの育成と発信」に取り組んでいます。2023年度入試では、新潟大学・山形大学を中心に、国公立大学への合格者を輩出。なお、2024年4月には県立鶴岡北高校と統合し、中学校を併設する「致道館中学校・高等学校」として生まれ変わる予定です。

第1位：山形東高校

　第1位は、得票率60.8％の「山形東高校」でした。

　山形市に位置する山形東高校は、1884年創立の「山形県中学校」を前身とする県立高校。「文武両道」「質実剛健」「自学自習」を校是とし、地域や国際社会の発展をリードする人材の育成を図っています。

　普通科に加え、理数探究科、国際探究科を設置。自ら設定した課題の解決に取り組む「探究型学習」を推進しています。また、三菱みらい育成財団の「心のエンジンを駆動させるプログラム」に採択され、グローバルおよび地域の課題解決をテーマとしたプロジェクト学習も実施。2023年度入試では、東北大学・山形大学を中心に、多くの生徒が国公立大学に合格しました。

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