「『ポケットモンスター』シリーズを代表するキャラクターは？」と聞かれたとき、多くの人が思い浮かべるのは「ピカチュウ」でしょう。シリーズのアイコン的存在として、四半世紀に渡って愛され続けています。そんなピカチュウをはじめとする人気のポケモンが集まるのが「でんきタイプ」です。

　今回は2020年に行われた公式人気投票「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」のランキング結果から、「でんきタイプ」のポケモンに注目して順位を調査しました。総合ランキングには計194種類のポケモンが並び、その内でんきタイプのポケモンは13種類がランクイン。でんきタイプで栄えある第1位を獲得したのは？

第3位：レントラー

　第3位に輝いたのは、通称「第4世代」と言われる『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で初登場した「レントラー」でした。高い「こうげき」や強力なとくせい「いかく」などでストーリーの攻略を支えた存在です。

　同作では序盤に進化前ポケモンの「コリンク」をゲットしてじっくり育てることもでき、いわゆる「旅パ」の主力として思い出に残っている方も多いのではないでしょうか。

第2位：ピカチュウ

　第2位には「国民的キャラクター」と言っても過言ではない「ピカチュウ」がランクイン。1位を惜しくも逃す結果になったものの、ランキングには進化前の「ピチュー」、進化後の「ライチュウ」も顔を見せており、その存在感は抜群です。

　初代から最新作まで、ほぼすべての作品に登場。ゲーム・アニメ・映画すべてのコンテンツでポケモンの歴史を牽引し続けてきた存在です。近年では「キョダイマックスのすがた」など、今までのイメージを覆す新たな一面も。

第1位：ストリンダー

　そして栄えある第1位に輝いたのは、ガラル地方が舞台の『ポケモンモンスター ソード・シールド』で初登場した「ストリンダー」でした。ピカチュウを押さえて堂々の「でんきタイプ最高順位」へランクイン！（総合順位：14位）

　ステータス「せいかく」によって「ハイなすがた」「ローなすがた」の2形態に進化する、シリーズでも類を見ない特徴を持ち、ギターやパンクロックなどに着想を得た斬新なデザインも魅力的。専用のとくせい「パンクロック」や高いステータス、「でんき・どく」という珍しいタイプなど、個性あふれる設定が多くのファンを獲得した理由と言えるでしょう。