【麒麟がくる 第14話】道三と信長の初対談! 鉄砲で戦も人も変わる「大河ドラマ『麒麟がくる』」ネット上の反応は?
INDEX
「麒麟がくる」放送直前のおさらい! 前週の内容とネット上での評価をお届けします。
主君・斎藤道三の教えを胸に、織田信長をはじめとする多くの英傑としのぎを削った智将・明智光秀。光秀は、深い思いやりのある為政者の頭上に麒麟が現れるという逸話を信じ、争いのない世界の実現を目指す。
「麒麟がくる」第14話(4月19日放送)のあらすじ
道三(本木雅弘)との会見の場に、おびただしい数の鉄砲隊を引き連れて現れる信長(染谷将太)。正直者で先見の明があり、自分の若き日に似ている信長を道三は大いに気に入る。その姿に安堵(あんど)する光秀(長谷川博己)。そんな折、太原雪斎(伊吹吾郎)に率いられた今川軍が、再び尾張に攻め入ってくる。
援軍を申し出てきた信長に道三は即座に応えるが、高政(伊藤英明)は、相談もなしに、美濃を危険な立場にさらすこの大事な判断を下した道三に憤りを隠せない。 (「麒麟がくる」公式サイトより)
「麒麟がくる」第14話のネット上での評価
ネット上での「麒麟がくる」第14話の評価は、「ポジティブ」が 78.4%となりました。
第14話最大の盛り上がりポイントは20時20分ごろの秀吉が慌ただしく登場するシーン
第14話で最も盛り上がったのは、20時20分ごろの負傷した秀吉(佐々木蔵之介)を駒(門脇麦)と菊丸(岡村隆史)が助けるシーンです。駿河で草履を売っていた秀吉は、場所代を徴収する輩に追いかけられ、暴力を振るわれていました。その現場に遭遇した駒と菊丸が秀吉を助けます。秀吉は、至る所に傷を負いながらも、「ああいう輩はいつか懲らしめてやる」と呟きました。
道三と信長の静かな攻防!
第14話の序盤、ついに道三と信長が初対面を果たしました。緊迫した空気の中での対話は、2人が意気投合したことを意味していました。視聴者は、「道三『帰蝶はわしを見て育った。わしと同じと思うておるのだろう、信長殿を』意訳:帰蝶はわしみたいな男を好きになる」「会見前のパフォーマンスは全て帰蝶プロデュースであることを全て種明かしする信長。それが道三の心を鷲掴みする一因になったのか」という意見が投稿されています。
また、「道三が信長を気に入って義龍との関係がまたこじれた。その間で揺れる光秀。今後の展開を考えるとこれまた興味深い」「信長と道三の初対面の回。ここからが楽しくなる内容だね」という感想も投稿されていました。道三と信長の会見に伴い、大河ドラマへの期待値が大いに高まったことを意味しているのではないでしょうか。
熟練の俳優陣による人物造形が圧巻!
望月東庵(堺正章)は、京の都だけでなく、東海地方においても名医として名をはせていました。第14話では、駿河の臨宗寺を訪れ、太原雪斎を治療しています。2人の掛け合いは、堺さんと伊吹さんの役者魂が光り、見応えがありました。「大河ドラマの1対1の見せ場がすごく好きだーもう流れる空気がいぶし銀だしゾワゾワしたし(役者の)圧倒的な経験量を感じた」「言葉だけではない『気』の攻防が伝わってくるのが良い」と感嘆の書き込みがありました。
戦国時代の歴史に詳しい人は、「太原雪斎がもう少し長生きしていたら、日本の歴史が変わったかもしれない。東海の名だたる名士のかかりつけ医・望月東庵先生だったら、予測できたかな?」と思いを巡らせています。史実を確認しながら鑑賞すると、物語の世界観を今まで以上に楽しめるのでしょう。
長谷川さんの演技に胸キュン!
物語の後半、村木砦の戦いが起き、今川と信長の陣営が激突しました。光秀は、道三の命で戦の一部始終を見ていました。その様子から、視聴者は「村木砦の戦いで初めて鉄砲が使われた。見届ける十兵衛……」「鉄砲を使った戦にワクワクが止まらない光秀様。今まで鉄砲が戦に使えるかについては懐疑的だったもんね。信長様は光秀様にとって常識を覆してくれるヒーローなのかな。このシーンは仕官への道の大きな1歩なのかもしれない」など、推測しています。
合わせて、「側近たちの死を悲しみ、振り絞る声で勝鬨をあげる信長をどんな気持ちで見つめていたのか。切なそうな十兵衛の横顔が美しい」などのツイートが見られました。光秀を演じる長谷川さんは、全く言葉を発しませんでしたが、微妙な表情の変化で戦の凄惨さを表現していました。その素晴らしい演技に多くの視聴者が心を打たれたのでしはないでしょうか。
まとめ
道三は、信長との会見を通じて、たいそう彼を気に入りました。しかし、この出来事によって、道三と高政の間に亀裂が入ることになります。もはや光秀の助言では関係を修復することが困難でした。終盤、深芳野が急逝し、その状況がさらに悪化。高政は、うろたえる道三をここぞとばかりに責め、「家督を譲れ」と迫りました。
今回紹介した「大河ドラマ麒麟がくる 第14話『聖徳寺の会見』」はAmazonプライム・ビデオのNHKオンデマンドで視聴できます。
次回は……
第14話のラスト、道三が高政に家督を譲る旨を宣言しました。第15話では、高政が美濃の守護代となり、実権を握ります。しかし、周囲では、高政の言動を危ぶむ意見が飛び交っていました。光秀も不安を感じている1人でした。再び織田と斎藤が対立することだけは、回避しなければなりません。暴走しようとしている高政を止める術は、ないのでしょうか。
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