鉄道の「ローカル線」で旅行してみたい都道府県は?【2023年度版・人気投票実施中】

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 近年、旅好きの人や電車好きの人に注目されている「ローカル線」。主要幹線から枝分かれした路線や、各地域にしか設置されていない私鉄などのことを総称してローカル線と呼びます。路線から見える景色や降り立った駅には、その地域にしかない魅力があるため、ローカル線の旅を愛してやまない人も多いでしょう。

 そこで今回は「ローカル線で旅行してみたい都道府県は?」というアンケートを実施します。47都道府県の中で、その地域のローカル線に乗って旅がしてみたいのはどこでしょうか? ここではまず、3つの地域をピックアップして解説します。

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青森県

画像:写真AC

 本州最北端の県である青森県は、太平洋と津軽海峡、そして日本海に囲まれた地域。青森県のローカル線では、海沿いの広大な水平線を望めるほか、昔ながらの雰囲気を味わえる路線もあります。

 JR五能線は日本海側を走行していて、青く広がる海の絶景を堪能できる「リゾートしらかみ」号が人気。一方、津軽半島の真ん中を通る津軽鉄道では、厳しい冬の寒さを石炭ストーブで温めてくれる名物「ストーブ列車」が走っています。さらにJR大湊線は陸奥湾を囲むように走っていて、開通およそ100年の歴史を持つ伝統ある路線です。

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静岡県

画像:写真AC

 南は駿河湾を中心とした海を擁し、北を向けば南アルプスが連なる立地の静岡県。富士山のお膝元という地域でもあり、自然豊かな県です。静岡県はローカル線が多く走る国内有数の穴場スポット。それぞれの路線に特徴があり、多様な楽しみ方ができます。

 富士市内を走る岳南鉄道では、どの角度からでも富士山の絶景を望め、各駅には「富士山ビュースポット」の印が設けられています。また、レトロなSLが走る大井川鐵道では、切り立った山の崖や川の上、茶畑が広がる風景などを走行し、のんびりした気分を満喫できるでしょう。

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熊本県

画像:写真AC

 九州のちょうど真ん中に位置し、山に囲まれたカルデラ地形が特徴的な熊本県。日本でも有数の活火山である阿蘇山や、西部に望む有明海のように、山と海の自然に恵まれています。

 熊本県にも数々のローカル線があり、見どころや特徴がたくさん。有明海沿いを走る肥薩おれんじ鉄道の名物は、食堂列車「おれんじ食堂」。木の質感を重視したデザインの車内にてさまざまな地域グルメを堪能できます。一方、阿蘇山の南側に線路を伸ばす南阿蘇鉄道では、トロッコ列車「ゆうすげ号」で阿蘇の自然を直に感じられるのが魅力。

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ローカル線で旅行してみたい都道府県は?

 全国のローカル線では、趣向が凝らされた観光列車から地元に密着したのどかな路線まで、多様な個性が光っています。旅の目的をどこに置くかによって、ローカル線の選び方も違ってくるかもしれませんね。それでは、以下のアンケートからご投票をよろしくお願いします!

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