大東建託は、日本全国に住む20歳以上の男女を対象に居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023＜全国版＞」として発表しました。なお、「街の住みここちランキング」は2019年～2023年までの回答数を合計して集計されています。

　本記事では「住みここち（自治体）ランキング ＜全国版＞」における各因子別の評価から「行政サービス」のランキングを紹介します。全国各地の自治体のうち、行政サービスの良さが評価されたのはどこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：いい部屋ネット「街の住みここち ＆ 住みたい街ランキング２０２３＜全国版＞」発表）

【全国版】「行政サービス」が魅力の自治体ランキング

第2位：上高井郡小布施町（長野県）

　第2位は、長野県の「上高井郡小布施町」でした。県の北東に位置する町で、江戸時代に活躍した浮世絵師である葛飾北斎が晩年に在住していたという縁から、北斎の作品を収蔵する「北斎館」といった美術館や博物館などを有し、歴史的遺産をいかした町づくりを推進しています。

　また、同町では出産を迎える家族が妊娠・出産・育児について学び、安心して出産を迎えられることを目的とした取り組み「両親学級たんぽぽくらぶ」を開催しているほか、未就学児童に対する子育て支援ショートステイ事業や育成会活動交付金といった支援など、手厚い行政サービスを行っています。

第1位：上川郡東神楽町（北海道）

　第1位は、北海道の「上川郡東神楽町」でした。北海道北中部に位置する町で、道内2位の人口を擁する旭川市に隣接しており、町内には旭川空港を有しています。古くから「花のまち」として知られており、国内外のコンクールで高い評価を得ています。

　そんな東神楽町は、旭川市のベッドタウンとして発展しており、道内トップクラスの人口増加率を誇ります。また、子育て講座を開催したり、子育て支援を目的とした資料集『えんじん』を制作したりしており、町をあげて子育てを応援する体制を整えていることも高い評価を得た理由のひとつかもしれません。

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