日本列島のほぼ中心部に位置し、長く日本の政治・文化の中心地として栄えてきた京都には、歴史や自然風土に結びついた魅力的な地名が多く見受けられます。

　そこでねとらぼ調査隊では、2023年7月24日から7月31日にかけて「『京都』でロマンを感じる地名は？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計233票の投票をいただきました。投票いただいたみなさま、本当にありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

「京都」でロマンを感じる地名ランキング

第2位：京都市伏見区

　第2位にランクインしたのは「京都市伏見区」でした。市南東部に位置する伏見区は、桂川や宇治川などの河川を利用した水運の拠点として栄えた街。醍醐寺や伏見稲荷大社などの神社仏閣も多く、風情ある町並みが残っています。

　「伏見」という地名の由来は、「狩人が伏し見る」「伏し水」など諸説あるようです。コメントでは「伏見稲荷大社、伏見桃山城、伏見奉行所、鳥羽伏見の戦い、伏見港、伏見街道（以下略）」といった、地域名を冠した場所や歴史上の出来事が挙げられていました。

第1位：宇治市

　第1位に輝いたのは「宇治市」でした。京都市や奈良市にも近く、複数の鉄道路線が通過するなど交通網も充実した住みやすい街です。世界遺産の平等院や宇治上神社といった歴史的な神社仏閣も点在しています。

　「三方を山々に囲まれた地域」を意味する「ウジ」、古代の大和政権の勢力圏内にある「ウチ（内部）」などが地名の由来とされています。コメントでは、「宇治茶、宇治抹茶、宇治茶園（以下略）」などの名産のお茶についてのフレーズが寄せられました。

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