ビジネス向けSNSの「LinkedIn（リンクトイン）」は4月28日、今最も働きたい会社を表すという「トップカンパニー」ランキングの上位25社（2021年日本版）を発表しました。

　同調査はアンケート形式ではなく、SNS上でユーザーの入力した情報から「昇進の可能性」「スキルの獲得」「仕事の安定度」「社外からの魅力」「社内のつながり」「社員の多様性」の6軸に基づくデータを抽出し、自分のキャリアを磨いてくれる会社を順位付けしたというもの。さっそく上位のTOP3を見てみましょう。

【出典】：データが語る「今、働きたい会社」トップ25（リンクトイン）

第3位：NTTグループ

　第3位は「NTTグループ」。従業員数30万人以上、連結営業収益は約11兆9000億円という、国内最大級の企業グループです。2020年には4兆円以上を投じてNTTドコモを完全子会社化したことが話題となりました。

第2位：楽天グループ

　第2位は「楽天グループ」。従業員数は連結で約2万人で、創業以来のEC事業に加え、近年は金融関連事業が中心となってきています。一般消費者向けに多数のサービスを抱え、すべてを楽天のサービスで完結させてポイントを稼ぐ「楽天経済圏」なる言葉も知られています。

第1位：アマゾン・ドット・コム

　そして第1位は「アマゾン・ドット・コム」。米国での4月29日の発表によれば、コロナ禍によって直近四半期の売上が44％も増加したとのこと。リンクトインの同ランキングでは、グローバルなIT企業が毎年安定した強さを見せており、TOP3以降には「IBM」「オラクル」「アルファベット」（Googleの持ち株会社）などの世界的企業が名を連ねています。

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