ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、兵庫県在住の社会人を対象に「ネームバリューが強いと思う兵庫県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　地元の社会人から「ネームバリューが強い」と思われているのは、兵庫県のどの公立高校だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

アンケート実施日	2023年9月21日
調査対象	兵庫県在住の社会人の男女
有効回答数	363票

【地元の社会人が選ぶ】「ネームバリューが強いと思う兵庫県の公立高校」ランキング

第5位：加古川東高校

　第5位は、得票率6.6％の「加古川東高校」でした。

　加古川市に位置する兵庫県立加古川東高等学校は、1924年に創立された「旧制加古川中学校」を前身とする高等学校。「自治創造」「明朗親和」を校訓とし、新しい教育ビジョンとして「正解のない未来を切り拓く人づくり」を策定。将来、日本国内だけでなく、世界で活躍できる人材の育成を目標としています。

　普通科は、1年次に基礎基本を徹底することで進路選択の基盤を形成し、2・3年次に文系・理系の類型に分かれ、類型内での選択科目を設けたカリキュラムを編成。生徒の興味や関心、進路に合わせた教育を行っています。理数科では、スーパーサイエンスハイスクールで培ったノウハウなどをいかし、高度な学力や探求・研究する力を養い、国内外の大学と連携した研修なども実施しています。2023年度入試では、神戸大学・大阪大学・岡山大学・京都大学を中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

第4位：星陵高校

　第4位は、得票率9.1％の「星陵高校」でした。

　神戸市垂水区に位置する兵庫県立星陵高等学校は、1941年に創立された「兵庫県立第四神戸中学校」を前身とする高等学校。「品性と教養」「健康有能」「自主責任」「協力奉仕」の教育方針のもと、主体的に学ぶ意欲と変化する社会に適応し、たくましく生きる力を身につけた、個性と創造性に富んだこころ豊かな人間の育成を目標としています。

　国語・地歴・公民・数学・理科・英語に重点を置き、国公立大学への進学に向けた教育課程を展開。2・3年次には、それぞれの進路に応じた少人数授業なども行っています。また、生徒の約90％以上が部活動にも力を入れていて、フェンシング部・陸上競技部・茶道部・科学同好会が全国大会に出場するなど活躍。2023年度入試では、兵庫県立大学・神戸大学を中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

第3位：兵庫高校

　第3位は、得票率10.5％の「兵庫高校」でした。

　神戸市長田区に位置する兵庫県立兵庫高等学校は、1908年に創立された「兵庫県立第二神戸中学校」と「兵庫県立第四神戸高等女学校」を前身とする高等学校。「質素」「剛健」「自重」「自治」を四綱領と呼んで教育方針の根本精神とし、たくましく、幅広く、温かい人間の育成を目標としています。

　文部科学省から「スーパーグローバルハイスクール事業」や「地域との協働による高等学校教育改革推進事業（グローカル型）」などに指定された実績を持ち、特に探究活動に注力してきました。また、中国・上海の松江二中と交流を行うなど、国際理解への取り組みも行っています。進学校としても知られていて、2023年度入試では神戸大学・大阪大学・兵庫県立大学・大阪公立大学を中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

第2位：長田高校

　第2位は、得票率14.9％の「長田高校」でした。

　神戸市長田区に位置する兵庫県立長田高等学校は、1921年に開校された「兵庫県立第三神戸中学校」を前身とする高等学校。「自主独立」「至誠勤労」「社会正義」を教育綱領に掲げています。天賦の個性を伸長し、人間性を追求して全人的な完成をめざすと共に、自律的な生活原理を確立し、民主的な秩序と文化を創造して社会に貢献する人材の育成を目標としています。

　2022年度から、スーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、科学的思考力・情報発信力・問題解決能力などを育む教育活動を展開。2013年から設置されている「人文・数理探究類型」では、DX化が進む社会の発展に貢献する志と、確かな思考力・健全な倫理観を持った人物の育成を目指しています。県内でも有数の進学校として知られていて、2023年度入試では神戸大学・大阪大学・京都大学・兵庫県立大学を中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

第1位：神戸高校

　第1位は、得票率16.8％の「神戸高校」でした。

　神戸市灘区に位置する兵庫県立神戸高等学校は、1896年創立の「兵庫県神戸尋常中学校」と1901年創立の「兵庫県高等女学校」を前身とする高等学校。「質素剛健」「自重自治」の理念のもと、何事にも積極果敢に挑戦し、厳しさに耐え抜く意思力と実践力を備え、未来を切りひらく社会の有為な形成者として国際社会で活躍できる人材の育成を目標としています。

　各学年、普通科8クラス・総合理学科1クラスで構成されていて、1時限65分の授業を採用し、ICT機器を活用するなど時代に合わせた教育を展開。文部科学省から5期目となるスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、兵庫県の高校理数教育推進の中核的な役割を担っています。部活動も野球部をはじめ、馬術部やかるた部などバラエティーに富んだ44の部を用意。県内有数の進学校として知られていて、2023年度入試では神戸大学・京都大学・大阪大学・大阪公立大学を中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！