大東建託は、奈良県に居住する20歳以上の男女7509人を対象に居住満足度調査を実施し、その結果を「住み続けたい街 自治体ランキング＜奈良県版＞」として発表しました。

　このランキングは、「ずっと住んでいたい」という設問に対し、回答者が自身の住んでいる自治体に対して5段階で評価したデータを基にしており、回答者50人以上の自治体が対象。また、2020年～2023年の回答を累積して集計しています。住み続けたいと感じている居住者が多かった奈良県の自治体はどこだったのか、早速ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：いい部屋ネット「住み続けたい街 自治体ランキング＜奈良県版＞｜街の住みここち＆住みたい街ランキング2023」）

【奈良県版】「住み続けたい街（自治体）」ランキング

第2位：生駒市

　第2位は「生駒市」でした。生駒市は昨年の同ランキングで1位を獲得。また、「街に誇りがある（自治体）」で1位、「愛着がある（自治体）」で2位にランクインするなど、安定した人気を誇っています。

　生駒市は、生駒山や矢田丘陵に囲まれた自然の豊かなエリアです。市の玄関口となる生駒駅はターミナル駅となっていて、道路網も整備されているため、大阪市や奈良市へのアクセスも良好。また、子育て環境の良さに定評があり、2023年度から未就学児の医療費の完全無償化を実現しているほか、発達障がいや不登校など特別な支援が必要な子どもたちへのサポートも強化。小・中学生の学力も全国平均を上回る高いレベルを誇っていて、ICTを活用した新しい学びの創出にも取り組んでいます。

　居住者のコメントには「大阪方面にも奈良方面にもアクセスが良く、居住環境も良い」「緑が多く、京阪神へのアクセスがほどよく発展している」「SDGsに積極的で、全体的に綺麗なイメージ。教育や子育て、福祉に力を入れているので、長く住み続けたいと思える」といった声が寄せられていました。

第1位：北葛城郡王寺町

　第1位は「北葛城郡王寺町」でした。王寺町は、「愛着がある（自治体）」「街の住みここち（自治体）」でも1位、「街に誇りがある（自治体）」でも2位にランクインするなど、非常に高い人気を誇っています。

　王寺町は、明治時代に県内で初めて鉄道が開通した町です。大阪と奈良を結ぶ交通の要衝地で、大阪市や奈良市へのアクセスも良好。聖徳太子や達磨大師にゆかりのある「太子葬送の道」「達磨寺」など、歴史のある観光スポットも点在しています。

　居住者のコメントには「治安がよく、教育環境もよい」「ほどよく田舎で住みやすい」「交通の便利さ、買い物のしやすさ、静けさがある」といった声が寄せられていました。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！