ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、九州・沖縄地方在住の男女を対象に「永住したいと思う都道府県を教えてください」というテーマでアンケートを実施しました。

　47都道府県の中で、九州・沖縄に住む人から「永住したい」と思われていたのはどの地域だったのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年10月5日
調査対象	九州・沖縄在住の男女
有効回答数	153票

【九州・沖縄在住者が選ぶ】永住したいと思う都道府県ランキング

第5位：東京都

　第5位は「東京都」でした。東京都は、人口約1400万人を有する大都市です。東京駅はもちろん、羽田空港からも日本や世界中にアクセスできます。新幹線や飛行機、バス、電車などあらゆる交通手段がそろっている、とても便利なエリアです。

　東京都には、シンボルである「東京タワー」や「東京スカイツリー」など数多くの観光名所があります。雷門がある浅草寺や、文化施設も豊富な上野恩賜公園など、東京都に暮らしている人でも楽しめるスポットが豊富です。また、国内外からのおいしいものが集まるので、あらゆる種類の食事も楽しめます。利便性が高く、どんなことでも楽しめることが魅力の東京都が九州・沖縄在住者から「永住したい」都道府県として支持を集め、第5位にランクインしました。

第4位：大分県

　第4位は「大分県」でした。九州地方の北東部に位置する、人口約109万人の自治体です。県全体として温暖な気候ですが、内陸部の冬は気温が下がり中には激しく雪が降る日もあります。東京までは約790キロメートルの距離があり、北海道の室蘭と東京までの距離と同程度です。

　大分県といえば温泉が魅力。豊富な温泉で国内外からの観光客を魅了しています。世界屈指の温泉資源がある「別府市」には、別府八湯という温泉群が点在。別府市は、源泉数、湧出量ともに日本一の温泉街です。別府市を含め18の市町村を有する大分県が、第4位に選ばれました。

第3位：熊本県

　第3位は「熊本県」でした。日本三名城の「熊本城」を有する熊本県は、人口約175万人の自治体です。畳に使用される「いぐさ」の国内生産1位の県でもあります。また、医療環境が整っていることも魅力の一つ。熊本県では、平野と山間部では気温に差があり、1年を通して寒暖差が大きいことが特徴です。

　「阿蘇くまもと空港」や「熊本駅」から、全国各地にアクセスできます。九州自動車道が整備されているので、車での移動も便利なエリアです。熊本県は、「熊本ラーメン」や「あか牛丼」などのグルメも豊富。阿蘇の雄大な自然の中で育ったあか牛は肉好きにはたまらないほどおいしいと評判です。

第2位：沖縄県

　第2位は「沖縄県」でした。沖縄県は人口約145万人の自治体です。一年を通して暖かく、10度を下回ることはほとんどありません。寒さが苦手な人には最もおすすめの都道府県です。県内には37の有人離島があり、どの島からも青く美しい海を望めます。

　沖縄県では「琉球料理」と呼ばれる、豚肉が多く使われるグルメが豊富。また、ゴーヤやへちまなどの個性的な食材もよく使われています。沖縄県に住む人は、明るく楽天的でゆったりとした性格の人が多いとされているのも魅力。「しまくとぅば」という日本祖語から枝分かれして独自の発展を遂げた沖縄の言葉など、沖縄県ならではの文化や歴史に触れることもできます。

第1位：福岡県

　第1位は「福岡県」でした。福岡県は、九州地方の北側に位置する自治体で、その人口は500万人を超えています。アジアの玄関口としての役割を果たしており、国内外へのアクセスの良さも福岡県の持つ魅力の一つです。

　温帯性気候なので、適度な雨量があり一年中快適に生活できることも嬉しいポイント。「筑前海」「豊前海」「有明海」の3つの海に面し、山や川などの自然にも恵まれています。海の幸はもちろん、ラーメンやうどん、水炊き、もつ鍋など、福岡県ならではのグルメも豊富です。快適に生活できておいしい食事も楽しめることが、「永住したい」と思われた理由なのかもしれません。

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