【古畑任三郎】第2シリーズの神回ランキングTOP9! 第1位は木村拓哉さんの「赤か、青か」【2021年最新調査結果】

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 ねとらぼ調査隊では、4月9日から4月22日までの間、「【古畑任三郎】第2シリーズの神回といえば?」というアンケートを実施していました。

 三谷幸喜さんが脚本を務める「古畑任三郎」シリーズは、刑事・古畑任三郎が豪華なゲストが演ずる犯人たちをわずかな手がかりを基に追い詰めていく、倒叙もののミステリードラマです。第1シリーズの再放送を機に話題となり、第2シリーズは高視聴率を記録しました。

 今回の投票では、1956票もの投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、結果を見ていきましょう。

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第9位:ゲームの達人

 第9位には、28票で2つのエピソードがランクインしました。1つ目は「ゲームの達人」。犯人である医師・乾研一郎を、草刈正雄さんが演じました。

 このエピソードは、人気推理作家とその妻を、無理心中に偽装して殺してしまうストーリーです。「田村正和さんと草刈正雄さんの対決、という絵面だけでもう最高。ベテラン俳優による頭脳戦・舌戦・演技合戦という構図がたまらなくカッコいい」というコメントが寄せられていました。

画像は「ひかりTV」より引用
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第9位:偽善の報酬

 同じく第9位は「偽善の報酬」。犯人の脚本家・佐々木高代を演じたのは加藤治子さんでした。

 この回は、「凶器の特定」に重点を置いたエピソード。古畑は巧みな話術で凶器を見つけ出そうとするものの、全く付け入るスキがありません。静かに火花を散らす2人の様子はヒリヒリしますよね。また、「この事件をドラマ化するなら誰に演じさせるか」を語り合うシーンもユニーク。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第8位:魔術師の選択

 第8位には、「魔術師の選択」がランクイン。マジシャン・南大門昌男が弟子の倉田勝男を毒殺し、現場に居合わせた古畑が捜査を開始します。しかし、毒殺に使われたオレンジジュースを持ってきて、さらに毒入りのものを選んだのは倉田本人。なぜ殺されたのかを推理するにつれ、犯行トリックだけでなく南大門の思いも明かされていきます。この作品で南大門を演じたのは、山城新伍さんでした。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第7位:VSクイズ王

 第7位は「VSクイズ王」。「テレビ局」という特殊なロケーションを活かしたストーリーで、犯人を演じたのは唐沢寿明さんでした。このエピソードのポイントは、「密室状態の犯行現場から、犯人はどのように立ち去ったのか」ということ。古畑が犯行現場に赴くと、なぜかくさやが散らばっていた、という不可解な状況もインパクト抜群でしたよね。

 コメント欄では、「『古畑任三郎』がテレビドラマであることを逆手にとった伏線が面白かった」という声があがっていました。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第5位:笑わない女

 第5位には、155票で2作品がランクインしました。1作目は「笑わない女」。犯人を演じたのは沢口靖子さんです。

 厳しい戒律のある学校の教師である宇佐美ヨリエは、「ウソをついてはならない」という校則を守りながら、同僚教師の殺人計画を進めます。コメント欄では、「『笑わない女』は徹頭徹尾ホントのことしか言わないからすごい」といった声が寄せられていました。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第5位:間違われた男

 同じく第5位は、「間違われた男」。雑誌編集者・若林仁が妻の不倫相手を殺害した後、自身の罪を隠すため、さらに殺人と嘘を重ねる羽目に。細かい部分まで見逃さない古畑が、ジワジワと犯人を追い詰めていきます。この回で犯人役を務めたのは風間杜夫さんでした。コメディ色の強いエピソードであることから、コメント欄では「最高に笑えた」との声も。

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第4位:ニューヨークでの出来事

 第4位は「ニューヨークでの出来事」。犯人であるのり子・ケンドールを演じたのは鈴木保奈美さんでした。

 ニューヨークに向かう高速バスの車内で、偶然出会った女性が過去に犯した完全犯罪のトリックを古畑が解き明かします。バスの車内で繰り広げられる会話劇が主体となっており、犯行時の回想といったシーンが見られないのも特徴。無罪判決を受けたものの、罪の意識から逃れられない女性の胸中が見事に描かれていましたよね。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第3位:動機の鑑定

 第3位は「動機の鑑定」。得票数は193票と、全体の9.9%の票を獲得しています。

 「動機の鑑定」は、古美術商の主人が連続殺人事件を起こすエピソード。犯人を演じたのは歌舞伎役者の2代目澤村藤十郎さんで、古畑との対決シーンは見ものです。コメント欄には、「常に物腰柔らかくそれでいて冷徹な澤村藤十郎さんと、いかにも小心者で目先の事しか考えてない角野卓造さんの対比がすごく面白かった」といったコメントがありました。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第2位:しゃべりすぎた男

 第2位は「しゃべりすぎた男」。得票数は514票と、全体の26.3%の票を獲得しました。

 「しゃべりすぎた男」は、古畑の相棒である今泉慎太郎が無実の罪を着せられてしまうエピソード。証人として出廷した古畑は、真犯人である弁護士の小清水を追い詰めていきます。明石家さんまさん演じる小清水と激しい舌戦を繰り広げるシーンは、圧巻の一言。

 コメント欄には、「法廷での対決シーンは、古畑さんの長台詞を暗唱できるくらいお気に入り」「古畑が『友人の人生がかかってるんです。必ずシッポをつかんでみせます』と犯人である小清水弁護士に言いきったところが胸アツ」など、思い出に残るシーンやセリフについてのコメントが寄せられていました。

画像は「日本映画専門チャンネル」より引用
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第1位:赤か、青か

 そして第1位は、「赤か、青か」。得票数は544票と、全体の27.8%の票を獲得していました。

 大学電子工学部の研究助手・林は、近所の遊園地の観覧車に時限爆弾を設置し、乗客を盾に身代金を要求。林は、爆弾設置の際に見咎められた警備員も殺してしまいます。このエピソードでは犯人役を木村拓哉さんが演じており、若々しくもどこか冷めた犯人を見事に体現していましたよね。

 コメント欄でも、「いかにも若い学生が言いそうな言い訳を、木村拓哉さん扮する林青年が事も無げに口にするのが印象に残っている」と、木村さんの犯人役が印象に残っているとの声が多くあがっていました。また、「古畑が林を平手打ちした時、古畑の方が痛そうだったのも記憶してます」など、シリーズ中で唯一古畑が犯人に手を上げたシーンに関するコメントも見られました。

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