ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、社会人の男性を対象に「一番かっこいいと思うジーンズブランド」というテーマでアンケートを実施しました。

　ジーンズは、デニム生地や他の綿生地を中心に仕上げられたカジュアルなズボン。「ジーパン」と呼ばれることもあります。特に社会人の男性から「かっこいい」と人気を集めたのは、どのブランドだったのでしょうか？

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調査概要

アンケート実施日	2023年9月7日
調査対象	全国の社会人男性
有効回答数	242票

【社会人の男性が選ぶ】かっこいいと思う「ジーンズブランド」ランキングTOP29

第4位：児島ジーンズ

　第4位には同率で2ブランドがランクイン。1つは「児島ジーンズ」でした。岡山県倉敷市児島のブランドで、「遊び」「趣味」「生活」をブランドのコンセプトとしています。

　江戸時代から繊維業がさかんだった児島は、BIG JOHN（ビッグジョン）の創業者である尾﨑小太郎さんが、1965年に日本国内初のジーンズを生み出した場所。倉敷市の児島地区と井原市を中心とする地域は、ジーンズの素材から縫製、加工・仕上げまで一貫生産できる産地を形成しており、「ジーンズの聖地」として世界的にも知られています。

第4位：バーバリー（BURBERRY）

　同じく4位は「バーバリー」（BURBERRY）です。イギリスの代表的な洋服ブランドで、トーマス・バーバリーが1856年に開業した洋服店から歴史がスタート。バーバリー・チェックのトレンチコートが定番アイテムで、他にもウェアやアクセサリー、コスメなど幅広い商品を展開しています。

　シックなデザインからワイルドなデザインまで、幅広いジーンズを展開。インディゴブルーの地に適度なダメージ加工が施された「英ロゴ刻印パッチデニムパンツ」には力強さがあり、男性におすすめといえるでしょう。

第3位：リー（Lee）

　3位は「リー」（Lee）です。アメリカ・カンザス州発祥のブランドで、食品業者だったH.D.Lee マーカンタイルが、1991年に頑丈な作業着の制作のため工場を設立したことから歴史がスタート。日本では1972年に繊維専門商社の堀越商会が販売を開始し、1983年からはリー・ジャパンが運営しています。

　Leeの定番アイテム「101」は、1924年発売の「カウボーイパンツ」と呼ばれる5ポケットジーンズを受け継いだデザイン。1955年公開の映画「理由なき反抗」で、アメリカ人俳優のジェームス・ディーンが着用していたことから知名度が大きく上がりました。

第2位：エドウイン（EDWIN）

　2位は「エドウイン」（EDWIN）です。1947年創業の常見米八商店が、東京上野のアメ横で中古ジーンズの輸入販売を行っていたことから歴史が始まりました。その後、日本人の体型にあった履きやすいジーンズを研究して生まれたのが、1963年発売の「359BF」。当時輸入されていた米国のジーンズの硬さや、縮み、色落ちの問題を解消するため、一度洗って快適な履き心地と安定性をもたらすワンウォッシュ加工を開発しました。

　ヴィンテージなファッション性に加え、履き心地や機能性を探求してきたエドウィン。2016年には綿の魅力を最大限に引き出した「EDWIN 503 GRAND　DENIM」を発売したほか、東京原宿ではコンセプトストア「EDWIN TOKYO HARAJUKU」をオープンしました。

第1位：リーバイス（Levi’s）

　1位は「リーバイス」（Levi’s）でした。アメリカの老舗ブランドで、創業者リーバイ・ストラウスが1853年に開業した雑貨商にルーツを持ちます。金鉱で働く人々の声を聞き、キャンバス地を使った丈夫なワークパンツを商品化。その後、仕立屋のアイディアからリベットで補強し耐久性を強め、1873年にジーンズが誕生しました。

　定番の商品は、1890年に誕生したジーンズ「501」。レギュラーストレートのシルエットに、レザーパッチやボタンフライなどの定番ディテールがそなわり、さまざまなシューズに合わせやすいのが特徴です。

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