「焼酎メーカー」売上高ランキングTOP20! 第1位は「霧島酒造」【2022年最新調査結果】
日本の伝統的なお酒として知られる「焼酎」。ストレートや水割り、お湯割り、ロック、そして「焼酎ハイボール」など、多様な飲み方で親しまれています。
今回は、帝国データバンク福岡支店が発表した「焼酎メーカー売上高ランキング(2022年)」の中から、TOP20を紹介します。売上高の大きい焼酎メーカーはどこだったのでしょうか。さっそく、ランキングを見ていきましょう。
(出典元:帝国データバンク|焼酎メーカー売上高ランキング(2022年))
「焼酎メーカー」売上高ランキング
第5位:二階堂酒造
第5位は「二階堂酒造」でした。二階堂酒造は大分県を拠点とする人気焼酎メーカー。麦焼酎「二階堂」は、その上品な香りや麦の独特の甘み、そしてまろやかな味わいで、焼酎初心者でも口にしやすい焼酎です。また、水割りやお湯割りはもちろん、ビールやトマトジュース、カルピス、コーヒーなどを割り材とした、変わった組み合わせでも楽しめます。
ほかにも「吉四六(きっちょむ)」という、「二階堂」をベースに飲みやすさを工夫した銘柄も手がけており、その秘伝の製法で作られる風味は、多くのファンを獲得してきました。
第4位:濱田酒造
第4位は「濱田酒造」でした。鹿児島県を拠点にしている酒造会社で、明治元年から本格的な酒造に乗り出した、長い歴史を持っています。代表銘柄のひとつである「薩摩富士」は、麹や芋の種類によるバリエーションがあり、白麹仕込みの商品が定番です。
また、「海童」は、国産原料を用いた黒麹仕込みで、芋の豊かな香りが楽しめます。そのほか、「だいやめ~DAIYAME~」は、ライチのような香りが特徴の本格芋焼酎で、独自の技術による「香熟芋」を使用しています。
第3位:雲海酒造
第3位は「雲海酒造」でした。1967年創業の、宮崎県宮崎市に本社を置く酒造メーカー。日本で初めてとされる蕎麦を用いた蕎麦焼酎の「雲海」で有名なほか、麦焼酎や芋焼酎も製造しています。
そんな雲海酒造では、海から採取した「日向灘黒潮酵母」を使った独自の芋焼酎「木挽BLUE」を販売。厳選された九州産のさつまいもを原料にした、すっきり爽やかな口当たりの焼酎です。
第2位:三和酒類
第2位は「三和酒類」でした。1958年に、大分県宇佐市で地元の酒蔵が合併して設立された酒造会社。日本酒の製造からスタートし、ワインの発売などを経て、1979年に登場した「いいちこ」は、1980年代に焼酎ブームを導きました。
「いいちこ」という名前は、大分方言で「いいですよ」を意味し、そのまろやかな味や香り高さが人気。また、蒸留酒のため糖質が少なめなことから、健康志向が強い海外の人にも受け入れられました。中でも「いいちこフラスコボトル」は、海外の蒸留酒品評会「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)2023」にて、プラチナ賞を受賞しています。
第1位:霧島酒造
第1位は「霧島酒造」でした。霧島酒造は宮崎県都城市を拠点とする、創業から100年以上の歴史を持つ酒造会社です。霧島酒造の焼酎で有名なのは「黒霧島」。ほかにも「白霧島」や「赤霧島」といった人気製品があります。
そんな霧島酒造は、芋焼酎では九州産100%の新鮮なさつまいもとともに、「都城盆地」に蓄えられた地下水を使用するなど、焼酎製造にこだわりを持っています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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