ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関東地方在住の40代以下を対象に「永住したい東京・多摩地域の街」というテーマでアンケートを実施しました。

　関東地方に住む40代以下から「永住したい」と選ばれたのは、東京・多摩地域のどの街だったのでしょうか。さっそく、結果を見ていきましょう。

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調査概要

アンケート実施日	2023年6月8日
調査対象	関東地方在住の40代以下
有効回答数	191票

【関東在住の40代以下が選ぶ】永住したい「東京・多摩地域の街」ランキングTOP22

第5位：武蔵野市

　第5位は「武蔵野市」でした。得票率は9.9％です。

　1947年、特別区に隣接する郊外住宅都市としてスタートした武蔵野市。緑豊かな住宅都市と教育・福祉・健康・文化・スポーツ・情報などの生活型の産業が調和した「生活核都市」として発展を続けています。

　JR中央線に沿って3つのエリアに分かれており、デパートや専門店など商業施設が点在する吉祥寺エリア、三鷹駅から北側に伸びる文化・行政関連の施設が立ち並ぶ中央エリア、亜細亜大学などの学校施設や病院施設のある武蔵境エリアがあり、それぞれの個性を生かした街づくりが行われていることが特徴です。

第3位：町田市

　第3位は得票率は10.5％で2つの街がランクインしました。1つが「町田市」です。

　1958年に市制が施行された市で、2023年10月時点では約43万人の人口を誇ります。島しょ部を除くと東京都の最南端に位置しており、新宿や渋谷、横浜などの大都市へ通いやすい場所であることから、ベッドタウンの機能も兼ねそなえている街です。

第3位：奥多摩町

　同率第3位にランクインしたもう1つの街が「奥多摩町」です。

　東京都を代表する河川「多摩川」の源流があり、青梅市や埼玉県秩父市に隣接する町です。街の全域が「秩父多摩甲斐国立公園」に含まれており、「奥多摩湖」をはじめとする自然豊かな観光スポットが点在しています。

　豊かな自然に加えて「安心して子どもを生み育てられるまち」のスローガンに沿った、子どもの成長をサポートする福祉サービスが充実していることも注目されている要因ではないでしょうか。

第2位：三鷹市

　第2位は「三鷹市」でした。得票率は11.5％です。

　東京都のほぼ中央に位置する三鷹市は、杉並区や世田谷区、武蔵野市や調布市などと隣接する市です。「緑と水の公園都市」を掲げており、「都立井の頭恩賜公園」をはじめとした公園施設が市内に点在しています。

　他にも「三鷹市星と森と絵本の家」「三鷹の森ジブリ美術館」など文化系の観光スポットも多く、子どもと暮らしやすく楽しめる街として注目を集めています。

第1位：八王子市

　第1位は「八王子市」でした。得票率は12.6％です。

　2022年3月時点での人口は約56万人と、首都圏でも屈指の規模を誇る八王子市。東京都心と山梨県・長野県を結ぶJR中央本線、新宿区と八王子市を結ぶ京王線など交通網が発達しており、ベッドタウンや産業の拠点ともなっています。

　生活環境や産業だけでなく自然にも恵まれており、多くの観光客が訪れる「高尾山」をはじめとした観光スポットが市内に点在していることも、人気を集めている要因に挙げられるでしょう。

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