カルチュア・エクスペリエンスは、4回目となる「TSUTAYAえほん大賞」のランキングを発表しました。この賞は、全国のTSUTAYA・蔦屋書店の児童書に関わる担当者が、「自分の子どもに読み継ぎたい・語り継いでいきたい」「50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てていきたい」という願いを込めて、直近1年間に出版された絵本の中から選出するものです。
この記事では、第4回「TSUTAYAえほん大賞」受賞作品を紹介します。どんな絵本が選ばれたのか、早速結果を見ていきましょう!
調査概要
| 調査方法 | 全国のTSUTAYA・蔦屋書店の児童書に関わる担当者が選出 |
| 対象作品 | 刊行直近1年間(2022年8月1日~2023年7月31日刊行)の作品 |
(出典元:カルチュア・エクスペリエンス|第4回「TSUTAYAえほん大賞」大賞は柴田ケイコさんの『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』に決定!『パンどろぼう』シリーズは殿堂入り)
「TSUTAYAえほん大賞」ランキング
第2位:おすしがふくをかいにきた
第2位は『おすしがふくをかいにきた』でした。白泉社から出版されている、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんが手がける写真絵本。お皿のビル、いくらのネックレス、板チョコのカウンターなど、身近なものが仮想の街を作り出しています。
『おすしがふくをかいにきた』を選んだ書店員からは「次はなに屋さんが出てくるのかなとページをめくるのが楽しみになります。人間世界のものをミニチュアの中に置いてこんなにもリアルな写真ができるのかと驚きました」とのコメントが寄せられました。
第1位:パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち
第1位は『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』でした。KADOKAWAから出版されている、柴田ケイコさんによる「パンどろぼう」シリーズの第4弾です。おにぎり屋を営むおにぎり一家の「おにぎりぼうや」が主人公。毎日おにぎりばかりの食卓にうんざりして家を飛び出した先で、旅人のおじさんから「見知らぬ食べ物」を勧められます。
『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』を選んだ書店員からは「パンどろぼうになるまでのお話というところがいい! シリーズの中で、一番好き」というコメントが寄せられました。シリーズを通して3回目の第1位受賞となった本作。これをもって「パンどろぼう」シリーズは、「TSUTAYAえほん大賞」の殿堂入り作品となりました。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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