世界中の博物館が所蔵品で戦う「キュレーターバトル」開始! 不気味すぎるお宝がわんさか集まる

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 Twitterで、イギリスのヨークシャー博物館が作ったハッシュタグ「#curatorbattle」が盛り上がっています。

 4月17日、同博物館は世界中の博物館などへ向けて、所蔵品で競い合う「キュレーターバトル」を提案。最初のテーマを「あなたが選ぶ最も不気味な所蔵品!」とし、自身は3〜4世紀ごろのローマ人女性のものと思われるピンがついた髪を公開しました。

 すると、世界中から反響が続々と寄せられ、ハッシュタグには見たこともないような不気味な一品が勢ぞろい。今回はその中から特に注目を集めているツイートを、ランキング形式で紹介します!

Yorkshire Museum(ヨークシャー博物館)公式Twitterアカウントより引用
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釘の打ち込まれた羊の心臓、ペストマスクなど、想像を超える逸品ぞろい!

 まずは特に見て欲しい驚きの一品をいくつか紹介します。最初はドイツ歴史博物館が公開したペストマスク(Plague Mask)。くちばしがついた独特な形のマスクは昔、ペスト(黒死病)の治療にあたった医師が着用していました。当時、ペストは瘴気(しょうき)を介して伝染すると考えられており、医師たちはくちばし部分に香料などで作った解毒薬を入れ、瘴気を浄化していたそうです。

 日本から参戦した太田記念美術館は、熊が女性の髪に噛みつく浮世絵を紹介。世界から「大好き!」「こんな不気味なアートは見たことない!」といった声が寄せられています。中にはヨークシャー博物館の一品とからめて「もしや、あの女性の身に起こったことって」なんて不気味な想像も……。

 次は、考古学者・Dan Hicksさんがアップしたアイテム。邪悪な魔術(evil spells)を打ち破るために釘を打ち込まれた羊の心臓という、ファンタジーファン必見の一品です。さらにDanさんは、続けて「魔女も持ってます」と瓶の写真をアップ。リプ欄に「開けて!」「外に出して!」という声が殺到し、盛り上がっています。

 スコットランド国立博物館の不気味な所蔵品は、なんと人魚。子猿を思わせるあどけない表情は、不気味でもつい見てしまう愛らしさがあります。リプ欄では「私の息子も似たようなもの持ってます」など、似たような所蔵品が次々とシェアされています。

 最後に紹介するのは、テムズ川で見つかった人間のものそっくりの眼球。そんなもの落ちているわけが……と疑う人が多い一方、そのあまりのリアリティに「これ本物?」「これ何? 目じゃないよね?」「え? ガラスじゃないの?」など不気味がる声が止まりません。

 この他にも、今まで見たこともない秘蔵の品々が世界中から集まっているハッシュタグ「#curatorbattle」。家事や仕事の息抜きに、ぜひ覗いてみて下さい。

 注目のツイートランキングは、次のページで発表します!

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