人口密集地だけでなく、独特の文化があって魅力的な場所が、日本には数多くあります。地方自治体の中には、独自に暮らしやすい仕組みを作っている場所もありますよね。

　そこでねとらぼ調査隊では、2023年10月22日から10月29日にかけて、「『今後発展が期待できる』と思う都道府県は？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計1090票の投票をいただきました。たくさんのご投票、ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第1位：福岡県

　同率1位は2県ありました。まずは「福岡県」。九州地方の北に位置する福岡県は、九州と本州を結ぶ交通の要所でさまざまな物や人が行き来する場所です。県庁所在地である福岡市は、大都市の機能が充実している一方、自然も多く、住みやすさを実現しています。

　そんな福岡県は、2006年に北九州空港（当時は新北九州空港）が開港。また、2011年に九州新幹線の博多～鹿児島中央間が、2016年に東九州自動車道の北九州市～宮崎市間が開通しました。さらに、2005年には九州国立博物館が開館し、2017年には「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」がユネスコ世界文化遺産に登録されるなど、発展を続けています。

第1位：熊本県

　そして、もう1つの第1位は「熊本県」でした。世界有数のカルデラを持つ阿蘇山があることから「火の国」とも呼ばれている熊本県。県内には1000カ所以上の湧水があることから、「水の国」としても知られています。さらに温泉も多く、その中には山鹿温泉や玉名温泉などの名湯も。

　県庁所在地の熊本市は、県の西北部に位置しています。2012年には、全国で20番目となる政令指定都市に移行しました。熊本市では、近隣の市町村と連携し「連携中枢都市圏構想」を推進。人口減少・少子高齢社会にあっても地域活性化をはかり、住民が安心して暮らせるような取り組みを行っています。

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