ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」は、2023年1月1日～2023年9月27日に生まれた新生児28万5116人の名前を調査・集計し、「2023年 たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング」として発表しました。

　今回は、調査結果の中から「女の子の名前の読みランキング」を紹介します。早速、結果を見ていきましょう。

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調査概要

調査期間	2023年1月1日～9月27日
調査対象	「たまひよ」の商品・サービスを利用されたお客さまのお子さま
有効回答数	女の子14万1857人

（出典元：2023年 たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング｜たまひよ）

【2023年1月～9月生まれ】「女の子の名前の読み」人気ランキング

第5位：めい

　第5位は「めい」でした。シンプルで親しみやすい響きを持つ名前ですよね。

　めいは、新しい命の始まりを象徴する「芽」や、明るさや賢さを意味する「明」などの漢字が使われることが多いようです。漢字2文字で表した名前には、「芽依」「芽生」「明依」「明衣」などがあります。「健康にすくすく育ってほしい」「明るく育ってほしい」といった願いが込められているそうです。

第4位：みお

　第4位は「みお」でした。かわいらしい響きから、多くの親に選ばれている女の子の名前のひとつです。

　近年では「澪」「美桜」といった漢字が選ばれることが多いようです。「澪」は水路や水脈を意味し、穏やかで清らかな印象を与え、「美桜」は咲き誇る桜の華やかさ連想させますよね。他にも「未央」「美緒」「実央」など、漢字の組み合わせが豊富にあります。

第3位：さな

　第3位は「さな」でした。「紗菜」「紗奈」「咲奈」といった漢字が使われ、それぞれの漢字に親からの願いが込められています。

　繊細で美しい絹織物を意味する「紗」には、「人生をしなやかに送る柔軟性を持った人になってほしい」という思いが、「咲」には花が開くという他に、笑うという意味もあり、「周囲の人を笑顔にすることのできる朗らかな人になってほしい」といった思いが込められることがあるようです。「菜」は春の息吹を感じさせ、大きい実のなる木を表す「奈」には豊かな成長を願うという意味合いがあります。

第2位：つむぎ

　2位は「つむぎ」でした。丈夫で強い絆を象徴する漢字「紬」が使われることが多く、その響きと意味から人気の名前です。

　「紬」は、経糸と緯糸を紡いだ丈夫でしっかりとした綿織物なので、「芯のあるしっかりとした子に成長するように」という願いが込められることも。また、まゆから糸をひき出す「紡ぐ」という言葉を連想させるため、「人と人との強い結びつきを持てるように」という思いが込められることもあるそうです。

第1位：えま

　1位に輝いたのは「えま」でした。柔らかな響きと親しみやすさが特徴で、漢字では「恵麻」「絵茉」などと表すことが多いようです。

　「えま」という名前は、神社でお願いごとを書く「絵馬」と同じ音を持ち、夢や希望が叶うようにといった願いが込められていることも。また、海外でも発音しやすい名前なので、女の子の定番の名前として広く使われています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！