「住みやすい世界の都市」ランキングTOP20! 第1位は「パリ」【2023年最新調査結果】

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 都市戦略研究所は、「世界の都市総合力ランキング」(Global Power City Index, GPCI)を発表しました。同ランキングは、世界の主要48都市の総合力を「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」の6つの分野で複眼的に評価し、ランキング化したものです。

 本記事では、その中から「居住」部門のランキングを紹介します。世界にある主要都市のうち、「居住」部門で高く評価されたのはどの都市だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

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(参照元:都市戦略研究所「世界の都市総合力ランキング(GPCI)」

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「住みやすい世界の都市」ランキング

画像:写真AC
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第5位:ウィーン

画像:pixabay

 第5位は「ウィーン」でした。居住のスコアは360.0。オーストリアの首都であるウィーンは、かつてハプスブルク帝国の都として繁栄した都市で、現在も宮廷文化の歴史的な美しい街並みが残っています。ハプスブルク帝国時代から音楽が盛んで、現在もコンサートやオペラなどが気軽に楽しめるため、「音楽の都」としても知られています。

 ウィーンは「居住」分野の中でも、「殺人件数の少なさ」「自然災害の経済的リスクの少なさ」「1人あたりの総労働時間の短さ」などが高評価。その反面、「飲食店の多さ」や「小売店舗の多さ」など、買い物環境の不便さが評価を下げているようです。

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第4位:バルセロナ

画像:pixabay

 第4位は「バルセロナ」でした。居住のスコアは365.6。スペインのカタルーニャ州に位置するスペイン第2の都市。「サグラダ・ファミリア」などガウディの残した建築物も多く、国際的な観光都市です。バルセロナは「居住」分野の中でも、「殺人件数の少なさ」「自然災害の経済的リスクの少なさ」「メンタルヘルス水準」などが高く評価されています。一方で「働き方の柔軟性」が低く、「医師数」「ICT環境の充実度」といった指標も低めとなっています。

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第3位:東京

画像:写真AC

 第3位は「東京」でした。居住のスコアは367.7。日本の政治や経済の中枢を担っていて、皇居や国会議事堂などの要所をはじめ、「東京スカイツリー」や「明治神宮」などの観光名所も点在。あらゆる情報の発信地として世界中から注目を集めているエリアです。

 東京は「居住」分野の中でも、「殺人件数の少なさ」「自然災害の経済的リスクの少なさ」「平均寿命」「完全失業率の低さ」などが高評価。人口が多いことも影響してか「医師数」の指標に懸念が残りますが、安定した評価を獲得しています。また、東京は「居住」分野で高評価を得ていることもあり、総合ランキングでも昨年に続き3位にランクインしています。

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第2位:マドリード

画像:pixabay

 第2位は「マドリード」でした。居住のスコアは380.9。スペインの首都として、政治・経済・文化の中心を担っているヨーロッパ屈指の世界都市。ヨーロッパ最大の床面積を誇る「マドリード王宮」や、スペイン国王のコレクションなどを数多く展示した「プラド美術館」など、観光スポットが多いところも特徴です。

 マドリードは「居住」分野の中でも、「殺人件数の少なさ」「自然災害の経済的リスクの少なさ」「メンタルヘルス水準」などが高く評価されています。一方、「働き方の柔軟性」の評価が低く、「ICT環境の充実度」「医師数」といった指標も低めとなっています。

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第1位:パリ

画像:写真AC

 第1位は「パリ」でした。居住のスコアは390.0。フランス最大の都市で、政治や経済、文化などの中心地として発展しており、ヨーロッパを代表する世界都市です。「ノートルダム大聖堂」や「ルーブル美術館」など世界的に有名な観光名所を有し、芸術・文化・ファッションなどの華やかさから、「花の都パリ」としても知られています。

 パリは「居住」分野の中でも、「小売店舗の多さ」「殺人件数の少なさ」「自然災害の経済的リスクの少なさ」「1人あたりの総労働時間の短さ」などが高評価。「物価水準の低さ」がやや低い評価となっています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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