タマネギのNG保存法! 「野菜室」に入れてませんか?
タマネギをなんとなく野菜室に入れて保存していませんか? 実は種類によって、どこで保存すべきかが異なります。保存場所を間違えると長持ちしなくなるなど、デメリットもあるので注意しましょう。
今回は、タマネギの正しい保存方法を紹介します。
ハウスクリーニングやエアコンクリーニング、家事代行、不用品回収まで、暮らしにまつわる様々な「こまった」をくらしのマーケットマガジンがひとつひとつ丁寧に解決します。
タマネギは「常温で保存」が基本
まずタマネギの基本的な保存方法について紹介します。具体的には、以下の2点に気をつけましょう。
- タマネギは「常温で保存」が基本
- 野菜室で保存するのはNG
タマネギは常温保存が最も長持ちします。野菜室での保存を避けるべきなのは湿度の関係です。野菜室は湿度90%前後と冷蔵庫の中でも高く、一方でタマネギにとって最適な湿度は50〜70%。そのため、野菜室での保存はオススメできません。
ただし、夏場など涼しい場所の確保が難しい場合は、野菜室に入れてください。また、水分の多い新タマネギは常温で保存すると、すぐに皮がヌメヌメしてくるので、野菜室で保存しましょう。
保存方法によって保存可能期間は変わる
保存方法によって、どのくらい保存できるかが変わってきます。ここでは以下の4パターンについて紹介します。
- まるごと常温で保存
- まるごと冷蔵で保存
- まるごと冷凍で保存
- カットして冷蔵あるいは冷凍で保存
まるごと常温で保存
保存期間は、約2カ月です。保存する時は、ネットに入れて、日の当たらない涼しい場所に吊るしておきましょう。
吊るすのが難しい場合は、カゴに入れておいてください。その際、新聞紙で1個ずつ包むと、湿気対策ができてなお良いです。
まるごと冷蔵で保存
普通のタマネギなら約1カ月、新タマネギなら約1週間、保存できます。
保存する時は、1個ずつ新聞紙で包んでからポリ袋に入れましょう。その際、ポリ袋の口は緩く縛り、袋の中に湿気がたまらないようにしてください。
まるごと冷凍で保存
タマネギは冷凍保存もできます。保存期間は約1カ月です。やり方は以下の通りです。
- タマネギの上下を切り落とす
- 上下に十字の切り込みを入れる
- タマネギをラップで包み、保存袋に入れる
調理する時は丸ごと使うのがオススメです。十字の切り込みを入れることで、味が染み込みやすくなっており、スープなどに向いています。
カットして冷蔵あるいは冷蔵で保存
カットした状態でも保存できます。冷蔵なら3~4日、冷凍なら約1カ月、保存できます。保存の際は、ラップでしっかり包むか、保存袋に入れましょう。
炒めるなどした調理済みのタマネギでも大丈夫です。なお冷凍すると、火が通りやすくなるメリットもあります。
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