新鮮な食材が揃い、実にたくさんの絶品グルメがある北海道。地元の人に愛されるだけではなく、グルメを求めて旅行に出かける人も多いでしょう。魚介類や肉、ごはんや麺などそのジャンルは幅広く、何度訪れても楽しめますよね。

　ねとらぼ調査隊では、2021年3月14日～3月27日まで、一番好きな北海道のご当地グルメについて人気投票を実施。今回は、1795票の投票をいただきました。投票してくださったみなさん、ありがとうございました！　それでは、結果を見ていきましょう。

第9位：室蘭カレーラーメン

　第9位には、得票数37票で2つのメニューがランクイン。1つ目は「室蘭カレーラーメン」でした。

　札幌の「みそ」、旭川の「しょうゆ」、そして函館の「しお」に続く、北海道第4の味を目指している室蘭のご当地ラーメンが「室蘭カレーラーメン」。ラーメンと合うカレースープに、ちぢれ麺やワカメ・チャーシューなどの具が合わさり、独特のおいしさを味わえます。

第9位：根室花まるの寿司

　同率9位となったのは「根室花まるの寿司」。根室発祥の回転寿司店で、北海道全域にチェーン店を持っています。新鮮な魚介類を使って握ったお寿司は、一度食べたら忘れられない味。また、北海道には「根室花まる」のほかにも、「トリトン」「なごやか亭」といった地元の人にも愛されるローカル回転寿司チェーンもあり、コメント欄でも触れる声がありました。

第8位：豚丼

　第8位は「豚丼」。得票数は50票でした。

　「豚丼」は帯広発祥のグルメで、明治時代に十勝地方で養豚が浸透したことから始まったそうです。甘辛いしょうゆベースのタレを絡めて焼いた肉厚の豚肉は、ご飯が進むおいしさ。

第7位：ザンギ

　第7位には「ザンギ」がランクイン。得票数は71票でした。釧路市が発祥の地とされており、醤油やスパイスなどでしっかり味つけがされていて食べ応えは抜群。甘辛のタレをつけて食べることもあり、ご飯にもお酒にも合う鉄板メニューです。

第6位：やきとり弁当

　第6位は、函館市を中心に展開しているハセガワストアの「やきとり弁当」。得票数は75票でした。

　「やきとり弁当」に乗っているのは、本州でいう「豚バラ串」。というのも、北海道の道南地区では昔から豚串のことを「やきとり」と呼んでいたそうです。また、味つけはタレや塩、みそだれなど5種類から選べます。ちなみに、ダントツの人気はタレとのこと。

第5位：スープカレー

　第5位には、札幌発祥の「スープカレー」がランクイン。得票数は83票です。

　いまや札幌のみならず、日本全国で親しまれるようになった「スープカレー」。発祥地でもある札幌ではたくさんのスープカレー店があり、それぞれ違った個性を楽しめます。サラサラとしたカレースープにお肉や野菜がごろりと入っており、素材のおいしさを堪能できます。

第4位：旭川ラーメン

　第4位には、「旭川ラーメン」が得票数85票でランクイン。

　「北海道3大ラーメン」にも数えられる旭川ラーメンは、醤油をベースにラードをたっぷりと加えたスープが基本。豚骨や魚介のだしも合わせており、あっさりしながらも奥行きのある味を楽しめます。またちぢれ麺を使用しているのも特徴で、味わい深いスープとよく絡みます。

第3位：札幌ラーメン

　第3位となったのは「札幌ラーメン」。得票数は98票でした。

　札幌を中心に北海道だけでなく全国で親しまれているラーメンで、味噌ベースのスープが定番です。中太のちぢれ麺はコシがあり、スープはもちろんもやしなどの具材との相性も抜群！　現在では醤油や塩はもちろん、あっさりからこってりまでさまざまなラーメンを楽しむことができます。

第2位：ジンギスカン

　第2位は「ジンギスカン」。得票数は348票でした。

　北海道を代表する肉料理のひとつともいえるジンギスカンが誕生したのは、羊毛生産のため羊の飼育を始めたことが由来とされています。家庭や地域によって、焼いてからたれに付けて食べるか、タレに漬け込んだ肉を焼いて食べるか、と食べ方が違うのもおなじみ。お肉と野菜を一緒に食べると最高ですよね。

第1位：ラッキーピエロのハンバーガー

　そして、数ある北海道グルメの中で第1位に輝いたのは、「ラッキーピエロのハンバーガー」でした。得票数は470票。

　「ラッキーピエロ」は函館を中心に店舗展開しているお店で、ソウルフードとして定着しています。さまざまなメニューがある中で、一番人気なのは「チャイニーズチキンバーガー」。鶏のから揚げやレタスなど、北海道産の食材をふんだんに使用しており、ボリューミーなので食べ応えがあります。コメントでは、「30年食べ続けている」「おいしくてしっかり食べた感があるのがいい」という声があがっていました。