日本を代表する映画監督の1人、押井守さん。これまで数多くのヒット作を生み出し、2021年2月には押井さん、西村純二さんが「うる星やつら」以来のタッグで制作する新作シリーズアニメ「ぶらどらぶ」の放送が開始するなど、今なお第一線で活躍し続けています。
そこで今回ねとらぼ調査隊では、「押井守監督作品で一番好きな映画は?」というテーマでアンケートを実施。まずは、代表的な4作品を紹介します。
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
1984年公開の「うる星やつら」劇場版第2弾。押井監督の名を世に知らしめた出世作といわれています。SFの定番ともいえる「ループもの」の作品で、ハリウッド映画にもなった日本の小説『All You Need Is Kill』や、テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」など、さまざまな作品に影響を与えました。
機動警察パトレイバー the Movie
OVAから始まった「機動警察パトレイバー」シリーズの劇場版アニメ第1作。近未来の東京を舞台に、コンピュータ犯罪や最先端テクノロジーの危険性と可能性、そして日本の陰と陽の部分を描写した作品です。1989年に公開され、“シリーズ最高傑作”と高く評価する声も多いです。
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
士郎正宗さんの漫画『攻殻機動隊』を原作とした作品。映画「マトリックス」などにも影響を与え、“SFアニメの金字塔”として語り継がれています。電脳化やサイボーグの技術が飛躍的に進んだ近未来を舞台に、テロなどの犯罪を未然に防ぐ、内務省直属の組織・公安9課に所属する主人公・草薙素子の活躍を描きます。
スカイ・クロラ The Sky Crawlers
菊地凛子さん、加瀬亮さんら実力派俳優を声優に起用し、森博嗣さんの小説を映画化した作品。大人たちによって作られた“ショーとしての戦争”を戦う、「キルドレ」と呼ばれる青年たちの姿を通し、生きることの意味を問いかけました。第65回ベネチア国際映画祭コンペティション部門にノミネートされるなど、世界中の人から評価されました。
その他
このほかにも実写映画を含め、数多くの作品を世に出してきた押井守監督。今回の投票対象は、押井守さんが監督を務めた19本の映画作品をピックアップしました。それ以外の作品に投票したい場合は「その他」に投票のうえ、コメント欄にて作品名と投票理由をお書きください。それでは投票、よろしくお願いします!
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