ねとらぼ調査隊では、アンケートサイトの「ボイスノート」協力のもと、富山在住の30代以下を対象に「子どもを入学させたい富山県の公立高校」というテーマでアンケートを実施しました。

　「子どもを入学させたい」と富山県に住む30代以下たちに支持されたのは富山県のどの公立高校だったのでしょうか。それでは早速ランキングを見ていきましょう。

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調査概要

子どもを入学させたい「富山県の公立高校」ランキング

第2位：富山中部高校

　第2位は得票率17.3%で2つの高校がランクインしました。ひとつ目の高校は「富山中部高校」でした。富山中部高校は、富山市芝園町に位置し、文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール（SSH）」に2014年度から指定されている進学校です。

　探究活動に必要な「探求モジュール」を重視し、生徒の「PISA型読解力」「情報収集力・分析力」「課題発見力」「仮説設定力」「計画力・実証力」「考察力」「表現力」の7つの力を1年次から育成しています。

　また、毎年東京大学に10人以上、全国の国公立大学に約200人の合格者を輩出しており、同校が高い教育水準を保ち続けていることがわかります。

第2位：高岡高校

　第2位の2校目は「高岡高校」でした。同校は、高岡市中川園町にあり、普通科・人文社会科学科・理数科学科の3つの学科を有する高校です。

　進路指導の一環として、1年次には「職業理解講座」を実施しており、同校の卒業生を講師として招いています。生徒たちは各職業の具体的な内容や仕事への取り組み意識を学ぶことができ、現実的なキャリア形成のイメージが育まれているそうです。

　2023年の大学入試では、約200人の卒業生が富山大学・金沢大学を中心に国公立大学に合格しており、進学実績も優れています。このように生徒一人ひとりの進路選択をしっかりとサポートしてくれることが、多くの人から支持されているのではないでしょうか。

第1位：富山高校

　第1位は得票率18.5%で、「富山高校」でした。富山県で最初の旧制中学校として1885年に開校し、長い伝統を持っています​​。

　同校は、2年次から文系・理系のコースに分かれるカリキュラムがあり、生徒の興味・関心や進路志望に応じた学習が可能です​​。1～2年次にはアメリカ研修を行っており、富山県で初めて「スーパーサイエンスハイスクール（SSH）」を実施した高校でもあります。

　さらに、国公立大学の合格者を毎年200人以上も輩出しています。総合的に見て、富山高校は伝統と実績を兼ね備えた学校だと評価されているのではないでしょうか。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！