ねとらぼ調査隊では2023年10月20日から10月27日にかけて、「『現存天守12城』でかっこいいと思う城は？」というアンケートを実施していました。

　投票対象は江戸時代までに建てられた城のうち、修復されながらも現在までに保存されている現存天守12城です。本記事では投票結果から「女性」の結果を抽出して紹介します。

　女性から「かっこいい」と票を集めたのは、どの城だったのでしょうか。それでは結果を見ていきましょう！

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調査概要

調査期間	2023年10月20日～10月27日
有効回答数	女性有効回答数：2586
質問	「現存天守12城」でかっこいいと思う城は？

【女性が選ぶ】かっこいいと思う「現存天守12城」ランキング

第5位：彦根城

　第5位は「彦根城」。得票率は7.5％でした。滋賀県彦根市金亀町に位置する彦根城は徳川家康の命によって1604年に着工され、1622年に完成したとされる城です。1952年には国宝に指定され、城の周囲は1956年に特別史跡に指定されました。

　3階3重の屋根で構成された彦根城は、これまで5回におよぶ大改修が行われてきました。また、夜間にはライトアップがされ、美しい外観を楽しめます。

第4位：松江城

　第4位は「松江城」。得票率は7.8％でした。島根県松江市殿町に位置する松江城は1607年に築城工事が開始し、1611年に完成したといわれる城です。藩主であった堀尾氏・京極氏・松平氏が主な城主として知られています。

　第二次世界大戦での焼失を免れた松江城は、1950～1955年にかけて大解体修理を実施。2015年には「祈祷札」を再発見したこともあり、国宝として認定されました。

第3位：犬山城

　第3位は「犬山城」。得票率は10.1％でした。愛知県犬山市犬山北古券に位置する犬山城は、1537年に織田信長の叔父である織田信康によって建てられたといわれています。1935年に国宝に指定された後、規則改正された1952年に再び国宝として指定されました。

　木曽川に面する犬山城は、古くから交易・政治・経済の要衝として重要な役割を果たしてきたそうです。また、現存する日本最古の木造天守としても知られています。

第2位：姫路城

　第2位は「姫路城」。得票率は22.7％でした。兵庫県姫路市本町に位置する姫路城は、1346年に建てられた城です。シラサギが羽を広げたような姿から「白鷺城」とも呼ばれており、5重6階地下1階の大天守が目を引きます。

　1931年には姫路城天守閣が国宝に、1951年には新国宝に指定されました。1964年には天守閣群の全工事が完了。奈良県の法隆寺と共に、1993年には日本初の世界文化遺産となりました。

第1位：松本城

　第1位は「松本城」。得票率は30.9％でした。長野県松本市丸の内に位置する松本城は、黒と白のコントラストが特徴的です。その始まりは1504年に建てられたとされる「深志城」で、深志城に関する詳しい情報は分かっていないものの、松本城の前身であるといわれています。

　現存する5重6階の天守の中では日本最古の城として知られており、国宝にも指定されています。北アルプスの山々を背景にした天守は絶景です。

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