都市戦略研究所は、「世界の都市総合力ランキング」（Global Power City Index, GPCI）を発表しました。同ランキングは、世界の主要48都市の総合力を「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」の6つの分野で複眼的に評価し、ランキング化したものです。

　本記事では、その中から「交通・アクセス」部門のランキングを紹介します。世界にある主要都市のうち、「交通・アクセス」部門で高く評価されたのはどの都市だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

（出典元：都市戦略研究所「世界の都市総合力ランキング（GPCI）」）

「交通・アクセスに優れた世界の都市」ランキング

第2位：フランクフルト

　第2位は「フランクフルト」でした。「交通・アクセス」のスコアは217.6。ドイツのヘッセン州最大の都市で、中世の時代から商業の街として発展。現在はドイツ大手の銀行や、ヨーロッパ中央銀行などの本店もあり、ヨーロッパ有数の金融都市となっています。旧市街にはレーマー広場を中心に趣ある風景が広がっていて、文豪ゲーテの生まれ育った「ゲーテハウス」などの観光名所も点在。

　フランクフルトは「交通・アクセス」の分野で、「通勤・通学時間の短さ」「空港アクセス時間の短さ」などが高く評価されています。

第1位：アムステルダム

　第1位は「アムステルダム」でした。「交通・アクセス」のスコアは229.2。オランダの首都であるアムステルダムは、市の中心部から運河が同心円状に張り巡らされた美しい街です。東京駅のモデルとなった「アムステルダム中央駅」や、「ファン・ゴッホ美術館」、博物館の「アンネ・フランクの家」などがあります。

　アムステルダムは「交通・アクセス」の分野で、「通勤・通学時間の短さ」「タクシー・自転車での移動のしやすさ」「自動車の移動速度」を表す指標で高評価を獲得しています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！