リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国に多くの大学がある中、受験生たちからどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では、東海エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「専門分野を深く学べる」のイメージ項目が高かった大学のランキングを紹介します。大学にはそれぞれ得意とする専門分野があるものですが、学生はどの大学が専門分野をより深掘りできると考えているのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【東海の高校生が選ぶ】「専門分野を深く学べると思う大学」ランキング

第2位：日本福祉大学

　第2位は「日本福祉大学」でした。愛知県知多郡美浜町に本部を置く日本福祉大学は、1953年に創立された「中部社会事業短期大学」を前身とし、1957年に設置された私立大学。「万人の福祉のために、真実と慈愛と献身を」を掲げ、誰もが幸せになれる社会をつくるために学問し、その人財となり、これからの社会を変えていくイノベーションを創出していくことを使命としています。

　通信制学部を含め、8学部10学科を擁する福祉系総合大学。社会福祉学部では、「行政」「子ども」「人間福祉」「医療」の4つの専修を設置し、福祉の幅広い分野で専門性を発揮できる人材の育成を行っています。4つの専修すべてで社会福祉士の国家試験受験資格が取得できるほか、保育士の資格や精神保健福祉士の国家試験受験資格、高等学校教諭一種免許状（福祉）なども取得可能。スカラシップ生対象の「特別育成プログラム」なども用意されています。

第1位：名古屋工業大学

　第1位は「名古屋工業大学」でした。愛知県名古屋市昭和区に本部を置く名古屋工業大学は、1905年に創立された「名古屋高等工業学校」を前身とし、1949年に設置された国立大学。常に新たな産業と文化の揺籃として、革新的な学術・技術を創造し、有為な人材を育成し、これからの社会の平和と幸福に貢献することを基本使命としています。

　工学に特化した大学で、工学部には「生命・応用化学科」「物理工学科」「電気・機械工学科」「情報工学科」「社会工学科」の5学科を擁する「高度工学教育課程」があります。また、未来の産業や社会を工学技術によって変革する技術者・研究者の育成を目的に、2016年に開設された「創造工学教育課程」、夜間主課程の「基幹工学教育課程」も用意。目的やライフスタイルによって学び方も選べるため、自分にあった専門教育が受けられるところも魅力です。

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